2008年10月31日
Posted by 浅野美都里 AdWords プロダクトスペシャリスト

平素より Google AdWords をご利用いただきまして、ありがとうございます。

Inside AdWords 読者の皆様の中には、既に AdWords を使いこなしているお客様もいらっしゃれば、まだ AdWords をご利用されて間もないお客様や、開始をご検討中のお客様もいらっしゃると思います。そこで今回より、AdWords の利用を開始して間もないお客様やご検討中のお客様に有用と思われる、AdWords の基本用語を月 2 回ほどのペースでご紹介したいと思います。AdWords 広告の仕組みをより深くご理解いただき、効果的な運用をするためのお役に立てれば幸いです。


まずは、コストパフォーマンスの指標に関する用語からスタートです。

CPC (クリック単価/Cost per Click):
広告の露出によって得られるユーザーのクリック 1 回あたりのコストを示します。AdWords では、広告グループまたはキーワードに設定した CPC に基づき、ユーザーが広告をクリックした回数に応じて広告主様に課金されます。検索ネットワークをターゲットとするキャンペーンでは、キャンペーンの広告グループやキーワードごとに CPC (クリック単価) を設定します。コンテンツネットワークをターゲットとするキャンペーンでは、キャンペーンの広告グループ、キーワード、プレースメントごとに CPC (クリック単価) を設定します。AdWords の CPC に関する詳細は、こちら をご参照ください。

CPM (Cost per Mill): 広告露出 1,000 回あたりのコスト(料金)を示します。CPM 広告は、商品、サービスの告知など認知を高めることを得意としているため、広告の表示回数 1,000 回ごとに一定の料金が課金される方式となります。AdWords の場合、プレースメントターゲットなど通じ効果の高いサイトに広告を出せるため、一般的なバナー広告と比べて CTR が相対的に高いのが特徴です(広告主様によっては、この点をうまく活用になり、高い CTR を稼ぎ出して、前述の CPC 広告よりも結果としてクリック単価が安くなる場合もあります)。また、AdWords では、広告グループ、キーワード、プレースメントに設定した CPM に基づき、広告が表示される回数に応じて、広告主様に課金されます。さらに詳しい情報は、こちら をご参照ください。

CPA (アクション単価/Cost per Action/Cost per Acquisition): 広告によって誘導されたユーザーが広告主様のサイト内で会員登録や商品購入または特定のアクションに至った回数 1 回あたりの広告料金を示します。AdWords で CPA を重視した広告を展開されたい場合は、特定のコンバージョン目標に基づいて広告掲載費用を管理する機能、Conversion Optimizer をぜひご利用ください。上限コンバージョン単価を設定すれば、Conversion Optimizer が目標となるコンバージョン単価に基づいて CPC (クリック単価) を監視し、調整するため、時間の節約および広告の投資収益率拡大の効果があります。


いかがでしたでしょうか?AdWords では、コストパフォーマンスを最大限に引き出す各種機能、仕組みをご提供しております。今後とも AdWords をどうぞよろしくお願いいたします。

なお、AdWords の用語解説は、AdWords ヘルプセンターの用語解説ページ でもご確認いただけます。AdWords ヘルプセンター およびラーニングセンター とあわせて、是非ご利用ください。

Posted by 浅野美都里 AdWords プロダクトスペシャリスト

これまで広告主様にご利用いただいておりました AdWords プレースメント ツール が機能強化され、新しいメディアタイプ(モバイル、フィード)がサポートされるようになりましたので、ご連絡いたします。

プレースメント ターゲット とは、Google の広告ネットワークの中から予め広告を掲載したい場所を指定し広告を配信する方法です。ターゲットとしているユーザーが集まっていそうなサイトやサイト内のプレースメントに広告を掲載することで、商品やサービスの認知を高めたり、広告主様のサイトへトラフィックを集めたり、コンバージョンを促進するなど、様々な目的でご利用いただけます。プレースメント ツールをご利用いただくことで、効率的に掲載先のプレースメントを探すことができます。

今回の変更で、新たにモバイル、フィードのプレースメントが直接プレースメントツールから追加でき、簡単にモバイル、フィードのプレースメントターゲット設定ができるようになりました。広告主様はご自身のマーケティング目的に適したメディアのユーザにリーチすることができ、キャンペーンの投資対効果向上の手段として、プレースメント ターゲット広告をご利用いただけます。

モバイル、フィードのプレースメント ターゲット設定を行うには、AdWords 管理画面にログインし、プレースメントを設定した新しいキャンペーンからキャンペーンを作成してください。もしくは既存のキャンペーンの広告グループで新しくプレースメントを追加することもできます。

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例えば、モバイルのブログサイトを読んでいるユーザにリーチしたい場合、プレースメントツールでモバイルのブログサイトを選択し、モバイルユーザを対象にしたプレースメントターゲットのキャンペーンを作成できます。あるいは、フィードを定期的に閲覧しているユーザにリーチしたい場合、プレースメントツールでフィードのプレースメントを選択し、フィード閲覧者を対象にしたキャンペーンを作成できます。

今回の変更により、さらなる選択肢が広がったプレースメントターゲット広告を、是非ご活用ください。


対応フォーマットについて
モバイル プレースメントは、テキスト広告、イメージ広告のフォーマットに対応しています。プレースメントツールの [広告のフォーマット] のアイコンで対応可否を確認できます。(イメージ広告の対応に関しては、PC サイトと同様にサイト運営者様のイメージ対応可否に依存します。)サイズ、ファイル形式の詳細は、モバイル イメージ広告のポリシー をご参照ください。

フィード プレースメントは、テキスト広告、イメージ広告のフォーマットに対応しています。プレースメントツールの [広告のフォーマット] のアイコンで対応可否を確認できます。(イメージ広告の対応に関しては、PC サイトと同様にサイト運営者様のイメージ対応可否に依存します。)サイズは 468 x 60 と、 300 x 250 がサポートされています。


フィードとは
フィードとは、フィードリーダーなどを利用し、簡単にブログやサイトの更新情報をユーザに送ることができるフォーマットです。フィード広告は、2008 年 8 月下旬より Google コンテンツネットワークに新たな広告配信先として加わりました。サイト運営者様がフィード向け AdSense を設定することで、ネットワークは今後拡大していくと予想されます。フィード向け AdSense の詳細は、フィード向け AdSense ヘルプ をご参照ください。


プレースメントターゲット全般については、AdWords ヘルプセンターもご利用ください。

Posted by 中尾 宙 オンラインビジネス ソリューション チーム

日本での携帯電話の契約件数が 1 億台規模に成長し、携帯電話から検索をはじめとするインターネットを利用するモバイルインターネットが、携帯ユーザーに身近なサービスとして認知され、一方 Google がモバイル上でご提供している広告ネットワークも日々進化を続けています

このような状況のなか、モバイル広告のご出稿を検討される広告主様も増えており、お客様よりモバイル広告を出稿するには、「現在持っているアカウントとは別にモバイル専用のアカウントを新たに申し込む必要があるのでしょうか」、というご質問をよくお受けします。

そこで、今回は、モバイル広告を初めてご出稿される広告主様を対象に、その手順についてご紹介したいと思います。

モバイル広告は、PC テキスト広告用のアカウント内で管理することができ、下図のとおり、3 種類の場所に作成することが可能です。
  1. 新しいモバイル用キャンペーンを作る
  2. 新しいモバイル用広告グループを作る
  3. 新しいモバイル用広告テキストを作る

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いずれの場所でもモバイル広告の作成が可能ですが、モバイル広告は、方法 1 のように、PC 用とは別に、モバイル専用のキャンペーンの中に作成することをお勧めいたします。 その理由は、モバイル広告専用のキャンペーンを作成することで、PC 用とは別に予算を分けて管理することができるためです。

方法 2 では、同一のキャンペーンの中にモバイル用広告グループと PC 用広告グループが混在しています。広告配信先のネットワークや言語・地域といった広告のターゲット設定はキャンペーンごとに設定しますので、このキャンペーン設定がモバイル用広告グループと PC 用広告グループに共通して適用されることに注意する必要があります。

方法 3 では、広告グループ内の PC 用広告テキストとモバイル用広告テキストには、同一のキーワードが対応します。クリック単価やインプレッション単価は広告グループもしくはキーワードごとに設定しますので、モバイル広告と PC 広告それぞれに適した柔軟なキーワード戦略をすることができません。

このような理由から、今回は、方法 1 のモバイル用のキャンペーンを作成する方法をご紹介します。

では、さっそく、キャンペーンから作成するモバイル広告の作成手順についてご説明いたします。

なお、作成手順の STEP 1 (新しい広告グループの作成) までは、PC 用広告の作成手順と同様です。

モバイルテキスト広告の作成手順

STEP 1: 新しいキーワード ターゲット キャンペーンを作成します。
まずは、新たなキャンペーン、広告グループを作成します。AdWords アカウントにログインし、[キャンペーンの一覧] ページで、表右上の [広告キャンペーンの新規追加] セクションの [キーワード ターゲット] をクリックします。新しいキャンペーン、広告グループの名前を入力します。ターゲット設定を入力します。
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STEP 2:モバイルテキスト広告を作成します。 ( 図 ①- ③ )広告の新規作成画面に移りますので、 [ モバイル広告 ] リンクをクリックします。

  1. 広告のタイトル(全角 12 文字以内)を入力します。
  2. 説明文(全角 12 文字以内)を入力します。
  3. 広告テキストに電話番号を記載し、ユーザーがクリックするだけで直接電話番号をかけられる設定をご希望の場合、電話番号 (注 1) 、事業名 (注 2) を入力します。

(注1) Click to call について: モバイル テキスト広告では、広告を見たユーザーがお客様の会社に直接電話をかけられるように設定することができます。Click to call を設定することで、ユーザーが広告テキストを確認した後に [通話] リンクが表示されます。

ご注意: 電話番号には、日本国内の電話番号を指定する必要があり、有料番号は指定できません。 また、現在モバイル イメージ広告では、[通話] オプションをご利用いただけません。
(注2) 事業名とは、会社名もしくは個人名などといった、広告のビジネスまたはサービスの提供社名となります。

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STEP3. モバイルサイトを指定・作成 ( 図 ④ )
モバイル広告では、モバイルサイト制作の知識のない方でも簡単にリンク先用に 1 ページを作成する機能を提供しています (これをビジネスページと言います)ので、モバイルサイトをお持ちでないという方も、以下の手順ですぐにモバイル広告を始めることができます。

  1. 携帯サイトをお持ちでない場合、「はい」を選択し、「モバイル広告向けの無料のビジネス ページ」を作ります。
  2. 携帯サイトをお持ちの場合、「いいえ」を選択し、携帯サイトへリンクさせる場合、広告に表示する URL と広告をクリックしたときにリンクする URL を入力します。
  3. 終了後、[続行] ボタンをクリックします。


STEP 4. キーワード、ご予算の設定
以下、PC 用の広告と同じ作成手順で、キーワードの選定、上限クリック単価の設定、1 日のご予算の設定を行います。

これでモバイル広告が作成できました。また、モバイル広告についてはこちらのヘルプページも参照ください。


いかがでしたでしょうか?モバイル広告を効果的に利用し、よりビジネスの機会を増やしましょう!

Posted by 鈴木雅之 プロダクトスペシャリスト

既にお気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、先日 AdWords 管理画面の表示方法を変更させていただきました。今日はその内容についてご案内させていただきます。

まず、AdWords にログインすると以下のような画面が表示されるかと思います。

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これまでは 1 キャンペーンにつき 1 列で統計情報を表示しておりましたが、今後は画面右側の [統計情報] プルダウンメニューで以下表示方法を選ぶことができるようになりました。

  • すべての検索/コンテンツ ネットワークを分割表示
  • Google 検索/検索パートナー/コンテンツ ネットワークを分割表示
  • Google 検索/検索パートナーのみ表示
  • Google 検索のみ表示
  • 検索パートナーのみ表示
  • コンテンツ ネットワークのみ表示


例えば、「概要」を選択した場合、表示期間として指定した期間中のキャンペーン全体のパフォーマンスが表示されます。一方、「Google 検索/検索パートナー/コンテンツネットワークを分割表示」を選択した場合は、各キャンペーンの当該期間のパフォーマンスに加え、Google、検索パートナー、コンテンツネットワークでの結果もあわせて見ることができます。

その結果、各キャンペーンで一番効果を上げている属性、あるいは最適化を検討したほうがいい区分をより視覚的に把握できるようになりました。

また今回の変更に伴い、広告グループページの [概要] タブの表示も次のように変更させていただきました。

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これまで「検索」列には Google、検索パートナー両者の合計だけが表示されておりましたが、今回の画面表示の変更により


ごとのパフォーマンスを見ることができるようになりました。

その他、今回の変更についてはこちらのヘルプページもご参照ください。
今後キャンペーンの分析、最適化を行う際はこれらの情報も参考にしていただけると幸いです。

引き続き Google AdWords をよろしくお願いいたします。

2008年10月16日
Posted by Inside AdWords チーム

今月 2 回目のシステムメンテナンスを今週末実施する予定で、 10/19(日)の午前2時 – 6時まで AdWords のシステムにログインすることができません。なお、設定済みの広告につきましては、上記メンテナンス中でも、通常通り配信を続けておりますのでご安心くだ さい。

通 常 AdWords のシステムメンテナンスは、毎月の第2日曜日の同じ時間に行うことを予定しております。

皆さまには大変ご迷惑をおかけいたしますが、ご理解のほどよろしくお願いいたします。

Posted by 菅谷正樹 プロダクトスペシャリストチーム

さて、以前からたびたびバージョンアップを続けている AdWords Editor が、このたび 6.5 にバージョンアップされましたのでご紹介させていただきます。新しいバージョンでは、キーワードの登録を補助する機能が追加され、画面表示もより見やすく改善されていますので、ぜひお試しください。

キーワードセンター (Beta) ~ キーワードの候補をみつけましょう ~
キーワードのカバレッジを拡張するためのツールです。キーワードの候補を取得し、結果を直接アカウントに追加したり、スプレッドシート (CSV) 形式で保存できます。このツールを利用するには、お使いのコンピュータがオンラインである必要がありますのでご注意ください。

キーワードの関連ワード検索
こちらは、1つまたは複数の単語を入力して、キーワードの候補を取得する機能です。単語を入力すると、関連語や同義語などのキーワードが、品質と関連性でソートされて表示されます。管理画面の既存のキーワードツールと同等の機能になります。

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キーワードの組み合わせ
こちらは、入力した単語を組み合わせてキーワードの候補を取得する機能です。意味のない言葉など、トラフィックのポテンシャルが少ない場合は、組み合わせ結果から除外されます。下記サンプルの場合、”abcdefg”が結果から除外されていることが確認できます。

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その他の追加機能 ~ もっと使いやすく、もっと便利に ~

サイズの調整
列項目が自動サイズ調整されるようになり、列データが見やすくなりました。また、列項目の境界線をダブルクリックして、列項目サイズを調整することもできます。

表示列の選択
水平スクロールバーがついたので、列項目を縮めることなく、すべての列データを簡単に確認できます。また、列項目の表示・非表示の選択は、Editor を終了しても保持されるようになりました。

エクスポート
ツールの名称がわかりやすくなりました。キャンペーン/広告グループ単位でエクスポートできます。


いかがでしたでしょうか?詳細につきましては、こちらのリリースノートをご確認ください。

新しい AdWords Editor Ver.6.5 は、こちらのページから無料でダウンロードできます。(以前の AdWords Editor がインストールされている場合は、アップデートをするかどうかのメッセージが表示されます)

***注意点***
Ver6.5 がリリースされてから 60 日を過ぎると、古いバージョン (Ver6.0) は利用できなくなりますので、あらかじめご了承願います。詳しくはバージョンアップポリシー(英語)をご確認ください。

広告編集作業の大幅な効率化に向けて、最新版の AdWords Editor 6.5 をぜひご利用ください。

Posted by 倉光 良典 オンラインビジネス ソリューション チーム

以前の投稿でお知らせしましたとおり、コンバージョントラッキングに新しい機能が追加され、「Google サイト分析」のテキストの表示・非表示を、お客様が選択できるようになりました。

この新しい機能をご利用されたい広告主様や、いままで設定が難しいと考えられ、コンバージョン数を測定されていらっしゃらなかった広告主様向けに、コンバージョントラッキングの設定方法を図解付きでご紹介したいと思います。

コンバージョントラッキングを設定することで、 AdWords でどれほどの商品購入や資料請求を呼び込めたかを正確に把握することができ、 AdWords を運用する上で、非常に重要な指標を測定することができます(なぜコンバージョン率が重要な指標であるかはこちらをご参照ください)。

設定の方法は簡単で、次の 4 つのステップにしたがってクリックや入力操作をするだけです。

STEP1: AdWords 管理画面に入る前の下準備
まずは、ユーザーに実行してほしいアクション(例: 「会員登録」や「商品購入」など)と、そのアクションを達成した後に表示されるゴールページの URL (例: 「http://www.example.com/thanks.html」)を準備します。

STEP2: コンバージョンコードの発行
準備ができましたら、 AdWords 管理画面にログインし、 [キャンペーン管理] タブの [コンバージョントラッキング] ページへ移動し、[アクションを作成] をクリックします。

下図のとおり、必要項目を入力し、すべて完了しましたら、 [アクションを保存し、コードを取得] をクリックし、設定したアクションを保存します。

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STEP3: 発行されたコードをゴールページの HTML へ挿入
発行されたコードをクリックすると、コード全体が自動的に選択されますので、その状態でコード全体をコピーしてください。

コンバージョンが達成されたあとに表示されるゴールページの HTML に、コピーしたコンバージョンコードを貼り付けます。貼り付ける場所は、<body> と</body> の間です。通常は </body> の直前に貼り付けます。

貼り付けが完了したら、そのページをアップロードしてください。

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STEP4: トラッキングコードが正しく挿入されたか確かめる
[コンバージョントラッキングに戻る] をクリックし、 [アクションコードを確認] をクリックします。ゴールページの URL を確認すると、コードが正常に貼り付けられている場合、下図のように [アクションの確認が完了しました。] と表示されます。

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[確認されませんでした] となる場合は、 URL が正しいかを確認し、もう一度行ってみてください。コードを挿入したページが PHP や cgi などの動的なページである場合やユーザーがパスワードなどでログインした後にしかアクセスできないページの場合、アクションが確認できないことがあります。この場合でもコンバージョン数は正常に測定されることもございますので、こちらのヘルプセンターの手順に従い、コンバージョントラッキングが正常に機能しているかご確認ください。

なお、下記がコンバージョントラッキングを機能させるために最低限必要な条件となっております。

  1. トラッキングを行いたいページでブラウザから“ソースを表示”操作を行った場合に、トラッキングコードが改変されない形で表示されることが確認できること
  2. コードを設置後、トラッキングを行いたいページにアクセスしたユーザが存在すること


ご説明したステップにしたがって、設定したはずのコードがブラウザ上から“ソースを表示”にて確認した際に改変されている、消えている、などの場合、お客様 Web サーバ環境にて何らかの制約や操作トラブルが存在している可能性もございますので、ご確認をお願いします。

[キャンペーン一覧] の画面に戻っていただくと、表の中にコンバージョンに関する項目列が新たに3列加わっています。

コンバージョンが計測できることによって、より戦略的な AdWords の運用が可能になります。これまでコンバージョントラッキングをご利用でなかった方は、この機会にぜひ導入をご検討頂いてみてはいかがでしょうか。

関連リンク
コンバージョントラッキングとは

2008年10月7日
Posted by Inside AdWords チーム

今週末 10/12(日)の午前2時 – 6時まで AdWords のシステムにログインすることができません。

なお、設定済みの広告につきましては、上記メンテナンス中でも、通常通り配信を続けております。

通常 AdWords のシステムメンテナンスは、毎月の第2日曜日の同じ時間に行うことを予定しております。皆さまには大変ご迷惑をおかけいたしますが、ご理解のほどよろしくお願いいたします。

Posted by 佐藤 裕介 オンラインビジネス ソリューション チーム

本日は、AdWords コンテンツターゲット広告の「平均掲載順位」情報の表示についてご案内させていただきます。

7 月 17 日まではコンテンツターゲット広告の平均掲載順位を通常のキーワードターゲット広告と同様にご確認いただけましたが、7 月 18 日以降、コンテンツターゲット広告の平均掲載順位の列には以下のように 「n/a」と表示されております。

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「n/a」 とは not applicable の略で、「該当なし」を意味します。AdWords では下記 2 つの理由から、コンテンツターゲット広告の平均掲載順位はキャンペーンのパフォーマンスを測る指標として適切ではないため、管理画面上での表示を廃止いたしました。

1. 配信先のウェブサイトによって広告枠の数が異なるため。

例えば、広告表示枠数が、3 つのウェブサイトと 8 つのウェブサイトに広告が表示されたと想定します。表示枠が多いウェブサイトに表示される割合が高ければ高いほど、平均掲載順位の値も大きくなる可能性が高くなるため、適切な指標となり得ません。

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2. キーワードターゲット広告と異なり、上限クリック価格を引き上げても、必ずしも平均掲載順位が上昇するとは限らないため。

例えば、あるウェブサイトで掲載順位が2 位の場合、上位掲載を狙い、上限クリック単価を引き上げたとします。コンテンツネットワークの場合、上限クリック単価を引き上げることにより、配信先の選択肢が広がり、今までは表示されていなかった、競争の激しいウェブサイトにも表示される可能性が高まります。

さらに、競争が激しいあるウェブサイトへの配信され、そのサイトでの掲載順位が 8 位とします。この場合、平均掲載順位は 4.5 位 ( = (1+8)÷2 ) となり、上限クリック単価を引き上げたにもかかわらず、平均掲載順位は低くなる状況が起こりえるため、適切な指標とはなり得ないといえます。

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コンテンツターゲット広告の掲載順位の決定方法や改善方法については、お客様からの多くのお問い合わせを頂いておりましたが、今後コンテンツターゲット広告のパフォーマンスを測る指標として、コンバージョン率、コンバージョン単価やクリック数など、お客様のマーケティング目標に合わせて、別の指標をお使いいただくことをお薦めいたします。

AdWords ではお客様に対して広告効果に関する適切なフィードバックを行うことで、より効率的な運用をお手伝いできるよう、機能面での改善を進めております。

これまでアプローチすることが難しかった見込み顧客にリーチするために、是非 AdWords コンテンツターゲット広告をご活用ください。

*注意事項
本変更は段階的に行われており、現時点ではコンテンツターゲット広告の平均掲載順位をご確認いただけるアカウントもございますが、前述の理由から、パフォーマンスを図る指標としてご利用いただけませんので、あらかじめご了承をお願いします。