Posted by Inside AdWords チーム

2008 年中は、Inside AdWords をご愛読いただきまして、誠にありがとうございました。スタッフ一同お礼申し上げます。

来年以降も皆様に AdWords に関する有益な情報を随時ご提供して参りたいと存じますので、引き続き Inside AdWords をよろしくお願いいたします。

また、年末年始のサポートにつきましては、大変申し訳ございませんが、通常のように迅速な対応を行えない可能性がございます。ご質問につきましては、以下 URL のヘルプセンターをご参照ください。ご迷惑をおかけいたしますがご理解とご協力いただきますようお願い申し上げます。

http://adwords.google.co.jp/support/


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来年も皆様にとって素晴らしい年となりますよう、スタッフ一同お祈り申し上げます。

Posted by 菅谷正樹 プロダクトスペシャリストチーム

AdWords Editor が 7.0 にバージョンアップされました。今回の変更で、キーワードの品質スコアと First Page Bid の表示など、以下の機能が追加されましたので、ぜひお試しください。

品質スコアと First page bid の表示
品質スコアと First Page Bid が、キーワード一覧に表示されるようになりました。この変更にともない、たとえば品質スコアでソートして、品質スコアの高いキーワードの上限クリック単価を調整したり、品質スコアの低いキーワードを削除したりなど、より効果的にキーワードを管理できます。なお、最小入札価格は表示されなくなります。

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キーワードセンターの改善キーワードセンターで、言語と地域を指定できるようになりました。言語と地域を指定することで、より適切なキーワードの候補を取得できます。また、キーワード拡張ツールのボリュームが、スケール値 ( 0 - 5 ) ではなく数値で表示されるようになったため、キーワード候補を詳細に比較検討できます。十分なデータがない場合、ボリュームは空白となります。

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キャンペーンターゲット設定の表示
キャンペーン一覧で、キャンペーンの言語と地域のターゲット設定を確認できるようになりました。初期設定は非表示ですが、右上の項目選択ツールで表示・非表示を切り替えることができます。

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使用状況のトラッキング
AdWords Editor の各種機能の使用状況について、匿名の統計情報を収集できるようにするオプションが追加されました。収集した情報は機能の改善に活用されます。お客様が明示的に利用を開始されない限り、このオプションは機能しません。 [ 広告運用ツール ] メニューの [ 設定 ] から開始できます。詳細はこちらを参照ください。


バージョンアップ上のご注意点
以前の AdWords Editor がインストールされている場合は、以下のようなアップデートをするかどうかのメッセージが表示されます。

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今回のバージョンアップでは、アップグレード後にアカウント情報をダウンロードしなおす必要があります。編集途中のデータやコメントが消えてしまわないように、変更を管理画面に送信してからバージョンアップするか、変更をバックアップファイルにエクスポートしておいて、バージョンアップ後にインポートする必要があります。

また、[ バックアップ後、更新 ] でアップグレードした後、アカウント情報をダウンロードしなおすと、バックアップファイルが上書きされてしまいます。この問題を回避するため、手動でのバックアップをお勧めします。詳細については、Ver7.0へのアップグレード(英語) をご確認ください。

Ver7.0 がリリースされてから 60 日を過ぎると、古いバージョン (Ver6.5) は利用できなくなりますので、あらかじめご了承願います。詳しくはバージョンアップポリシー(英語)をご確認ください。


新しい AdWords Editor Ver.7.0 は、こちらのページから無料でダウンロードできます。詳細につきましては、こちらのリリースノートをご確認ください。

広告編集作業の大幅な効率化に向けて、最新版の AdWords Editor 7.0 をぜひご利用ください。

Posted by 佐藤 裕介 オンラインビジネス ソリューション チーム

広告主の皆様から、「広告が表示されない」というお問い合わせを頂くことがあります。広告が表示されない原因は色々と考えられますが、以下のようなお客様の場合、「前払い残高が不足しているため」広告が表示されていない可能性が考えられます。
  • お支払い方法を前払いに設定している
  • 特に設定に変更を加えていない
  • 今まで正常に広告が表示されていた
今回は、残高不足による機会損失を最小限に留めていただけますよう、残高の確認手順と、未然に残高不足を防ぐ方法をご紹介いたします。


-前払い残高の確認手順
前払い残高は [ アカウント情報 ] タブ内、[ 料金概略 ] ページの下図の上部にある 1 の部分、[ アカウントの残高 ] 欄にてご確認いただけます。

ここでご注意いただきたいのは、下図右下にある 2 の [残高 ( 2008 / 12 / xx 現在 ) ] 欄と、[ アカウントの残高 ] 欄 の数値が異なる場合があることです。これは、それぞれの数値の更新タイミングが異なるためで、最新の前払い残高は、下図 の上部にある [ アカウントの残高 ] 欄に表示される数値となります。お支払い方法が前払いで、どのキーワードでも広告が急に表示されなくなったという場合は、画面上部の [ アカウントの残高 ] 欄で最新のアカウント残高をご確認ください。

なお、残高が残り少なくなりますと、Google よりその旨をお知らせするメールが届きますので、そちらも併せてご確認ください。

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-残高不足による広告非表示を未然に防ぐ方法
残高不足により広告掲載がストップしますと、見込み顧客にリーチする機会の損失が発生してしまいます。これを防ぐために、残高を定期的に確認し( 上図 の上部にある 1 [ アカウントの残高 ] 欄 ) 、追加入金を行ってください。

さらに、ご留意いただきたい点として、「ご入金が AdWords アカウントの残高に反映されるまでの時間」がございます。前払いのご入金については、リアルタイムで反映されるものではなく、AdWords アカウントの残高としてご利用いただけるまでに一定のお時間をいただいております。お支払い方法によって、通常ご入金が AdWords アカウントに反映される時間は異なりますので、まずは下記をご確認ください。
  • コンビニエンス ストアまたは Pay-easy ( ペイジー ) : 通常 1 営業日以内
  • ATM または銀行振込み : 通常 1 から 3 営業日以内
  • クレジットカード: 通常 1 営業日以内
このように、ご入金は即時アカウント残高に反映されるわけではないため、この時間差も考慮していただき、余裕を持って追加入金を行っていただきますようお願いいたします。アカウントの残高を定期的に確認し、広告掲載機会の損失を最小限に抑えましょう。

関連記事:

Posted by 水谷嘉仁 AdWords プロダクトスペシャリスト

平素は Google AdWords をご利用いただき、誠にありがとうございます。

このたび、広告キャンペーンの最適化の提案を自動で作成できる、キャンペーン オプティマイザーの機能がご利用いただけるようになりました。キャンペーン オプティマイザーは、一定期間運用しているキャンペーンを分析し、予算、ターゲット地域、キーワード、広告テキストなどを改善するための提案を作成します。

運用ツールから[キャンペーン オプティマイザー]、または、キャンペーン一覧から各キャンペーンの[広告キャンペーンの最適化]をクリックしてください。

運用ツールから

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キャンペーン一覧から

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キャンペーン オプティマイザーを適用するキャンペーンを選択して、ご利用開始をクリックしてください。

利用開始画面

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キャンペーン オプティマイザーによって自動生成される項目には以下の内容が含まれます。キャンペーンによっては含まれない内容もございますのであらかじめご了承ください。
  • 1 日の予算に関する提案
  • ターゲット地域に関する提案
  • キーワードに関する提案
    • 新規キーワードの追加
    • 既存キーワードの削除(重複している場合のみ
    • 既存キーワードの上限 CPC の変更
    • 既存キーワードのマッチタイプの変更
  • 広告テキストに関する提案

新規キーワードの提案例

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ただし、この機能は主に中小規模のキャンペーンを対象としており、ご利用いただけるキャンペーンは以下の条件を満たしている必要がございます。
  • アクティブまたは一時停止のキャンペーン
  • 有効期限内のキャンペーン
  • キーワードターゲットのキャンペーン
  • 手動で入札しているキャンペーン( Budget Optimizer との併用は不可)
  • 広告グループが 64 個以下のキャンペーン
  • キーワードが 2000 個以下のキャンペーン
  • 他にキャンペーン オプティマイザーを使用していないキャンペーン
  • ターゲット言語がひとつのキャンペーン

詳細につきましては、こちら を参照ください。
引き続き、Google AdWords をよろしくお願いいたします。

2008年12月04日
Posted by 鈴木雅之 プロダクトスペシャリスト


Google が毎日受け取る検索クエリの中で、過去 90 日間に検索実績のないものであったり、あるいは過去に全く検索されたことのないキーワードが約 20% あります。このように、日々さまざまな言葉で検索がされているため、自身のキャンペーンに関連するキーワードすべてを完全一致だけを使って設定するのは非常に困難です。

部分一致は予測が難しいものの、関連性のある検索クエリでの表示機会を増やすために最適なオプションです。部分一致キーワードは、設定キーワードを含む言葉で検索された際はもちろん、自身では設定していない類義語や関連性が高いと思われる語句で検索された際にも広告が表示されます。

検索キャンペーンを成功させる上で、関連性の高い様々な検索クエリに対して広告を表示させることは、重要な要素の 1 つです。実際に、世界中の Google AdWords 広告主の全クリックやコンバージョンのうち、約 3 分の 1 が部分一致から発生しています。

部分一致をより効果的に活用するには、まず検索クエリレポートで拡張キーワードのパフォーマンスをご覧の上、次の 2 点をお試しください。

* 拡張によって表示され、成果が著しい検索クエリがあった場合、それらのクエリを部分一致キーワードとして新たに該当広告グループへ、適切な入札金額でのご登録

* ご自身のキャンペーンコンセプトと合わない検索クエリがあった場合、それらを除外キーワードとして該当のキャンペーン、もしくは広告グループへのご登録

検索クエリレポートは最近表示方法の見直しを行ったので、これまでと比較して「 X 個のその他の固有のクエリ」に分類される検索クエリが減り、より多くの検索クエリをレポート内で確認できるようになりました。

また、部分一致を利用する際はあわせて Conversion Optimizer* の利用もぜひご検討ください。Conversion Optimizer ではコンバージョンに至る可能性の高い部分一致のキーワードを検出し、それらのキーワードの入札金額を自動的に調整します。
* Conversion Optimizer はコンバージョントラッキングを使用しており、過去 30 日間に 50 コンバージョン以上あるキャンペーンでご利用いただけます。

このように、 Google では毎日多数のトラフィックが発生しているので、自身の製品、サービスと関連性の高い語句をすべて洗い出すのは非常に大変な作業です。前述の通り、全クリック、コンバージョンのうち約 3 割が部分一致キーワードから発生しているため、、これまであまり部分一致を使われてこなかったお客様もぜひ今一度利用をご検討ください。

部分一致についての詳しい内容についてはこちらのヘルプページもご参照ください。
今後とも Google AdWords をよろしくお願いいたします。

Posted by 林勝明 広告プロダクト推進チーム

 
本日から、株式会社ミクシィが提供する mixi モバイルに、 Google のコンテンツ向け AdSense が採用されることになりました。これにより、 Google モバイル広告の広告主の皆さまは、 mixi モバイル内のコンテンツ ページにも広告を配信する、つまりコンテンツターゲットすることが可能になります。

コンテンツターゲットを利用することで、広告主様はモバイルサイトの特定のページにその内容と関連性の高い広告を自動で配信することができます。例えば、ユーザーが美容健康情報についてのコミュニティページを見ている時に、その情報に関連した商品・サービス ( 例えばスキンケア商品やエステ ) の広告が表示されるということです。もともとそのページのテーマに強い関心をもっているユーザーに対して関連した広告を表示することにより、高いクリック率やコンバージョン率が期待できます。

現時点ではmixi モバイルのコミュニティページ内に広告が掲載されます。これにより、広告主の皆さまにとっては広告の表示機会が大幅に増えることになります。mixi モバイルでは 20 代のユーザーが 6 割に上り*、アクティブな利用をしています。またコミュニティも音楽、美容、ゲーム、旅行、レシピ、占いなど多種多様ですので、幅広い業種の広告が関連性の高いページに配信されます。

コンテンツターゲットをまだお試しになっていない皆さまも、この機会に是非新しい広告手法をお試し下さい。コンテンツターゲットでは、広告の配信先サイトやパフォーマンスもレポートで確認することができ、また検索連動型広告のように細かい予算設定も可能です。モバイルのコンテンツターゲットでは他にもこのようなサイトに配信されます。

モバイルでのコンテンツターゲットを活用し、さらなる顧客獲得にお役立てください。

* Source: 株式会社ミクシィ媒体データ