Posted by Jon Diorio、上級プロダクト マネージャー

 AdWords アカウントでラベル機能をご利用いただけるようになりましたのでお知らせします。この機能を使用すると、アカウントのキーワード、広告、広告グループ、キャンペーンをカスタマイズされたグループに分類できるため、重要度の高いデータだけを簡単に抽出し、レポート形式で表示することができます。それでは、このラベルの利用方法をご説明しましょう。

たとえば、アパレル関連の EC サイトを運営しているとします。東京、名古屋、大阪という 3 つの主要な市場で靴、衣類、バッグのキャンペーンを展開しており、各キャンペーンでは一般的なキーワード用とブランド キーワード用に広告グループを分けています。

こうした構造をとっているため、複数の広告グループで同じ広告とキーワードが使用されています(例:「東京 - 靴」 - 「一般的なキーワード」、「名古屋 - 靴」 - 「一般的なキーワード」の両方で、キーワード「スニーカー」が使用されています)。これまでは、このようなケースでスニーカーの売れ行きを地域別に把握したくても、データの並べ替えやレポートの作成が簡単にはできませんでした。




これからは、スニーカーに関連するすべてのキーワードに、「スニーカー」というラベルを適用できます。これにより、スニーカーに関連するキーワードだけを表示することや、キャンペーン レベルのラベル レポートを作成してラベル別の掲載結果を確認することができます。また、スニーカーを他の種類の靴と比較したり、他のラベルを適用したグループと比較したりすることも可能です。



ラベルを使用すると、キャンペーンの要素を目的に合わせて分類できます。たとえば、ブランド キーワードと非ブランド関連キーワードの掲載結果を比較することや、「無料見積もり」をうたった広告と「無料資料請求」をうたった広告の掲載結果を比較することが可能です。特に効果が高いキーワードにラベルを貼れば、毎朝状況を確認することも簡単にできます。

ラベル機能は、すべての AdWords アカウントでご利用いただけます。詳細については、AdWords ヘルプセンターをご覧ください。