Posted by 池谷 真剛 - 第一広告営業本部

使い捨てコンタクトレンズの通販サイト「LENSMODE(レンズモード)」。コンタクトレンズを手軽に安く購入したいというユーザーに効率的にアプローチするため、Google AdWords を中心としたオンライン広告でのプロモーションを積極的におこなっています。

これまで同社は、デスクトップ向けキャンペーンとスマートフォン向けキャンペーンを別々に運用し、それぞれのキャンペーンに対して予算を設定していました。日々スマートフォンからのアクセスが増えてはいるものの、果たしてスマートフォン向けにどれだけの予算配分をすれば良いのか決めかねているところでした。

また、デバイスごとにキャンペーンを運用し、それぞれのコンバージョン数や CPC / CPA などのパフォーマンスを見ながら都度調整をおこなっていたため、運用にかかる手間も増大しており、投資対効果の向上を探る施策に着手する人的資源が限られていました。

そのような中、同社はエンハンスト キャンペーンがリリースされると、これをいち早く採用することを決定したのです。

エンハンスト キャンペーン採用後の効果
- スマートフォン経由のコンバージョン数の大幅拡大と共に、手間も軽減


エンハンスト キャンペーンの採用にあたり、同社はまずデスクトップ向けキャンペーンとスマートフォン向けキャンペーンを 1 つのキャンペーンに統合しました。また、これまでデスクトップ向けキャンペーンにだけ活用していたコンバージョン オプティマイザーを、この統合したキャンペーンに適用しました。

コンバージョン オプティマイザーは、上限コンバージョン単価か目標コンバージョン単価を設定し、その単価にもとづいて自動的に最適化をおこなう機能ですが、デスクトップ向けキャンペーンに導入している企業は多いものの、スマートフォン向けキャンペーンにも導入している企業は比較的まだ少ない状況です。

しかし、キャンペーンを統合し、1 つのキャンペーンであらゆるデバイスをカバーすることができるようになったため、スマートフォン向けの広告配信についてもコンバージョン オプティマイザーが有効となったことが効果となって現れました。CPC、CPA ともにエンハンスト キャンペーン採用前の数値をほぼキープしたまま、スマートフォン経由のコンバージョン数が採用前の 115%* にまで増加したのです。

また、運用にかかる手間も大幅に改善されました。
「感覚値ですが、これまでキャンペーンを運用していた時に比べ、30% 程手間が軽減されたと実感しています。」(マーケティング部 マネージャーの方のコメント)

エンハンスト キャンペーンで、デバイスを超えたキャンペーン
さらにコンバージョン オプティマイザーで最適な予算配分を実現


エンハンスト キャンペーンは、入札単価調整機能を使用して、ユーザーのデバイス、所在地、時間帯に応じて、すべて 1 つのキャンペーン内で最適な入札単価を調整できます。これにより、いつでも、どこでも、どのデバイスでも、適切なユーザーに対して価値の高い広告を表示できます。さらにコンバージョン オプティマイザーを使えば、こうしたさまざまなデバイスが存在するマルチスクリーン環境下においても、コンバージョン数の最大化を図ることができます。

「消費者のデバイス利用環境が変化する中、それを自動的に捉えて最適化することができるエンハンスト キャンペーンとコンバージョン オプティマイザーの組み合わせは、投資対効果の最大化につながるのはもちろん、業務効率を飛躍的に高めることができると思います。」
(マーケティング部 マネージャー方のコメント)

* エンハンスト キャンペーン実施(2013/02/28)前後の 20 日間の比較