Posted by Christian Oestlien, AdWords プロダクト マネージャー

広告効果を高めるためには、ユーザーを知ることと、その情報に基づいて適切にターゲットを設定することが重要です。

Google ではこのほど、ディスプレイ ネットワークにおけるユーザーの分析やターゲット設定に役立つ新しいツールをリリースすることになりました。Google ディスプレイ キャンペーン プランナーユーザー層別掲載結果レポート、そしてプレースメント別掲載結果レポートです。

Google ディスプレイ キャンペーン プランナー

この無料ツールでは、ディスプレイ ネットワークにおけるターゲット設定の候補や見積もりを確認できます。入力内容に基づいて広告枠の候補が提示され、それぞれの推定表示回数のほか、年齢層、性別、過去のクリック単価といった関連データが表示されます。
  • 新しい広告枠を発見できる。数千のウェブサイトからアプリ、動画チャンネルまで、オンライン上のあらゆる広告枠の中から候補を提示します。

  • ターゲット設定の候補を確認できる。ユーザーの興味/関心や、アクセスするウェブサイト、購入する商品などを指定すれば、効果的なキーワードやターゲット設定の候補が提示されます。「ゴルフの愛好家に広告を表示したい」「子どもを授かったばかりの夫婦がターゲットである」といった場合に効果的です。

  • 分析に役立つデータを確認できる。広告効果を予測する際に参考となる見積もりデータや履歴データを確認できます。

ディスプレイ キャンペーン プランナーは AdWords のツールの 1 つです。クリック 1 回でアカウントに直接プランを追加したり、プランをダウンロードして共有したりできます。このツールは、今後数週間以内に [ツールと分析] タブから利用できるようになります。詳細はヘルプセンターでご確認ください。

続いて、2 つの新しいレポートについてご紹介します。このレポートでは、ユーザー層やウェブサイトごとに、広告の掲載結果を把握することができます。

ユーザー層別掲載結果レポート

広告の表示回数やクリック率、コンバージョン率などのデータを、ユーザー層、性別、年齢層ごとに確認できるようになります。ユーザーに合わせた広告の作成や、ターゲット設定・入札単価設定の調整にお役立てください。

プレースメント別掲載結果レポート

自動プレースメントと手動プレースメントのデータがまとめて表示され、ウェブサイトごとの掲載結果を簡単に確認できるようになります。すべての国で [ディスプレイ ネットワーク] タブからご利用いただけるようになりますので、ターゲット設定や入札単価設定を調整する際にご活用ください。

今回リリースされる新機能をぜひ、ディスプレイ ネットワークにおける広告掲載にお役立てください。