今年も残すところ僅かとなりました。今回は 2014 年のまとめとして、1 年間の人気ブログ記事ランキングをお届けします。


第 1 位 検索語句や検索状況に加えてユーザー層を活用する「検索広告用リマーケティング リスト(RLSA)」のご紹介(2013 年 7 月)

今年最も多くのアクセスを集めたのは、昨年発表されたこの記事でした。

ユーザー層の活用に関しては、ディスプレイ ネットワークで「カスタム アフィニティ カテゴリ」をご利用いただけるようになり、動的リマーケティングが全業種に対応するなど、今年も様々な機能が加わっています。

第 2 位 YouTube TrueView インストリーム広告事例:動画閲覧者は非閲覧者と比べ検索連動型広告でのクリック率が向上(2014 年 2 月)

第 2 位は、TrueView 動画広告の効果を検証したこの事例でした。今年話題になった動画広告の一覧(上半期下半期)や、AdWords の TrueView 広告と YouTube 通常プレロール広告の成果と比較した事例とあわせ、来年以降の動画広告戦略の参考としていただければ幸いです。

第 3 位 AdWords 電話サポート開始のお知らせ(2011 年 7 月)

2011 年に始まった電話サポートですが、今年も多くの広告主様に活用いただきました。今年はさらに、Twitter やチャットでもご質問いただけるようになるなど、ご都合に合ったお問い合わせ方法をお選びいただけるようになりました。

第 4 位 検索動向から読み解く、 2014 年の不動産業界トレンド(2014 年 2 月)
第 5 位 YouTube TrueView インストリーム広告事例 -「最初の 5 秒」でパフォーマンスを向上、目標の 4 倍の販売を達成(2013 年 10 月)
第 6 位 モバイル検索広告の表示方法が変更になります(2014 年 9 月)
第 7 位 AdWords ポリシー:ブリッジ ページのより詳細な掲載基準と、サイト ポリシー入門ガイド公開のお知らせ(2014 年 3 月)
第 8 位 ビジネスオーナー向けの新サービス「Google マイ ビジネス」開始(2014 年 6 月)
第 9 位 ユーザーの嗜好に応じてブランディング広告を届けるアフィニティ カテゴリのご紹介(2013 年 6 月)
第 10 位 調査から明らかになったマルチスクリーン ユーザー解体新書(前編)(2013 年 12 月)  


本年は Inside AdWords ブログをご愛顧いただきありがとうございました。2015 年も皆様のお役に立てるよう投稿を続けていきますので、来年も AdWords ならびに Inside AdWords ブログをよろしくお願いいたします。

Posted by マーケティング リサーチ マネジャー 多田 翼

YouTube には動画再生前のプレロール型広告として、通常プレロールと、動画が再生されてから一定時間経過後にスキップすることができる選択プレロール(AdWords TrueView)とがあります。

これまでこの 2 種類の広告効果検証はまだ十分に実施されておらず、それぞれの特徴を活かした使い方を提示できていないことが実情でした。そこで Google は、女性向け除毛クリームブランド 『Veet』 を展開するレキッドベンキーザー・ジャパン社と共に、この 2 つのプレロール動画広告において、ブランドへの効果がどのように異なるのか検証をおこないました。


[調査概要]


  • 調査パネル内で広告配信実験を実施。調査パネルでは、広告のリーチを高精度で計測できるのみでなく、アンケート調査も実施可能。
  • 通常プレロール接触者(Group 2)と選択プレロール(AdWords TrueView)接触者(Group 3)をランダムにグループ化
  • 比較対象として広告接触をさせないプレグループ(Group 1、以下 Pre)を構築。広告接触グループと同質性を担保 *1
  • TrueView グループ(Group 3)から広告完全視聴者のみを抽出し、TrueView 完全視聴者グループを別途構築(Group 4)

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*1 年代構成と YouTube 利用頻度で同質性を担保
*2 スクリーニング調査時に広告配信用の Cookie を付与
*3 フリークエンシー キャップは 2 回。動画広告のインプレッション・スキップ・視聴(15 秒完全視聴)を自動計測。対象は PC のみ(Mobile は対象外)
*4 完全視聴: 動画(15 秒)を最後まで視聴。Group 3 はスキップ/完全視聴者構成でウェイトバックし構築

なお、本調査はヴィート本キャンペーン(2014 年 5 月開始)による TVCM / WEB 広告 / 店頭施策などの外部要因を取り除くため、2014 年 4 月に配信実験調査として実施しました。 よって、通常プレロールと選択プレロール(TrueView)以外の広告の影響がない設計となっています。

また、効果の評価にあたっては、有意差検定(有意水準 10%)により有意であったポイント差を見ることで、広告効果を評価しています。 各指標の数値は基準となる Pre を 1.0 とし、通常プレロールと選択プレロール(TrueView)は相対値としています。


通常プレロール / 選択プレロール(TrueView)とも 2 回の視聴で商品認知が向上
通常プレロールは認知、選択プレロールはブランド理解に大きな効果



まず、商品認知について広告接触前後で比較し、広告接触者グループは視聴回数別でも比較したところ、次のような結果となりました。



広告非接触と比べると、通常プレロール / TrueView ともに、2 回の視聴で商品に対する認知が高くなりました。

中でも通常プレロールの場合、TrueView(skip + 完全視聴)に比べ高い効果が見られました。また、2 回視聴については、通常プレロールの方は「なんとなく知っている」が高くなった一方、TrueView 完全視聴では「知っている」という回答が高く、それぞれ異なる傾向が見られました。

また、視聴前後のブランドイメージの変化を検証したところ、次のような結果となりました。



TrueView を自らスキップしなかった TrueView 完全視聴者は、ほぼ全ての回答において広告非接触者と比べ高く、「肌にやさしそう」の回答については TrueView skip + 完全視聴でも高くなっており、TrueView がメッセージ到達や商品イメージ理解に大きく貢献することがわかりました。


通常プレロール / 選択プレロール(TrueView)とも購入意向に対するネガティブイメージを低下させる



続いて今後の購入意向について検証したところ、次のような結果となりました。



「今後購入したいと思いますか」の問いに対し、「購入したいと思わない」と回答した割合は、通常プレロール / TrueView ともに広告非接触者に比べ 2 分の 1 以下となり、通常プレロール / TrueView に接触することで「購入したいと思わない」というネガティブな意向を減少させる効果が見られました。


YouTube 動画広告運用への提言



動画広告には、視聴による有意な効果があり、さらに通常プレロールと TrueView にはそれぞれの特徴があることがわかりました。こうした効果や特徴を精密に把握することで、マーケティグ目的や課題に応じて使い分けることが望ましいと考えられます。

例えば、通常プレロールは TrueView に比べて商品認知を高める効果が高いことから、大々的な新商品告知が必要な時や、オフラインキャンペーンと連動した短期間の広告キャンペーンには通常プレロールを用い、商品認知者への訴求メッセージ到達を主目的とするキャンペーンの場合は、選択型の TrueView とするという方向性が考えられます。

また、この両方を組み合わせる場合は、TrueView でまず広告を配信し、広告視聴者・視聴者以外に対してそれぞれ異なるコミュニケーションをするというプランニングも検討することができます。例えば、TrueView 視聴者(課金対象者)のみのリマーケティング リストを作成し、そのリストに対してコンバージョンに結びつくクリエイティブを配信します。

そして、TrueView 視聴者を除外設定することで、TrueView 視聴者以外に通常プレロールで動画広告を配信します。通常プレロールでは、直接的な商品/サービスメッセージ訴求ではなく、カテゴリーニーズ掘り起こしや商品認知を訴求するクリエイティブで実施し、通常プレロールのメリットを活用することも検討できます。



                                                                                RBLOGO.jpg                                                                                                      
レキッドベンキーザー・ジャパン株式会社
本社イギリスを基点に世界 60 カ国に事業所を置き、約 37,000 人の社員を有するグローバル企業で、「Health / Home / Hygiene - 健康 / 家庭 / 衛生」の分野に特化しており、消費財メーカーとしては、グローバルリーダーカンパニーの一つとされている。RB ジャパンは、日本法人として 2000 年より、世界で展開するパワーブランドはもちろん、日本のお客様の多様なニーズに応えた「フットケア・レッグケア」、「ホームケア」、「パーソナルケア」で強みを発揮している。
   
Veet_logo.jpg


Veet
2005 年の日本上陸から、わずか 2 年で最盛期売上・シェア No.1 を達成。継続的な成長に 2007 年 9 月から 4 年連続年間シェア No.1 ブランドへと成長した、全世界の女性に愛用されているムダ毛処理の悩みに応えるブランド。


調査の対象としたキャンペーンの概要

[対象商品]
ヴィート ナチュラルズ 除毛クリーム(2014 年 2 月 10 日発売)

[キャンペーン期間と配信した広告]
配信期間: 2014 / 4 / 17〜4 / 27 の 11 日間
YouTube 動画広告: 通常プレロールと選択プレロール(TrueView、 5 秒後にスキップ可能)、フリークエンシー キャップはともに 2 回
https://www.youtube.com/watch?v=Ti17peEQw6g


* 本記事は、2014 年 6 月時点の情報をもとに構成しています。

Posted by 香川 美菜 トラベル担当 インダストリーアナリスト

Google は、2014 年の旅行業界関連の検索キーワード動向を発表しました。 

より多くの外国人旅行者の日本への興味関心を高めるには、日本の魅力を海外に積極的に発信することが重要です。海外で日本の旅行業界関連の検索キーワードがどのように検索されているか「海外から見た日本」について検索トレンドをまとめました。



海外からもっとも検索されている日本の観光地/イベントランキング

2014 年は昨年に引き続き世界遺産に登録された [fujisan] や [hakone] が上位にランクイン。また、[Universal Studio]、[Osaka Castle]、大阪の繁華街である [shinsekai] など関西の注目度も非常に高まっています。海外からの参加者も多い [Summer Sonic] は昨年 14 位から 7 位になり引き続き高い人気を保持しています。

1. Mt. Fuji 11. Gion
2. Hakone 12. Osaka Castle
3. Tokyo Disneyland 13. Ghibli Museum
4. Imperial House 14. Himeji Castle
5. Tokyo Tower 15. Tokyo Station
6. Tokyo Sky Tree 16. Arita
7. Summer Sonic 17. National Theater
8. Universal Studio 18. Shirakawa-go
9. Tokyo Dome 19. Senso-ji
10. Shinsekai 20. Yasukuni-shrine
*調査期間 2014 年 1 月 1 日〜 11 月 30 日




海外から検索が急上昇した日本の観光地/イベントランキング

検索が急上昇した観光地は [Kinkakuji]、[Yasukuni Shrine]、[Meiji Shrine] などの伝統的な寺社仏閣がランクイン 。地名では [Shiodome] が 2 位になりました。

1. Kinkaku ji 154%
2. Shiodome 128%
3. Edo Castle 119%
4. Mount Aso 110%
5. Yasukuni Shrine 108%
6. Meiji Shrine 108%
7. Senso ji 106%
8. Shinjuku Gyoen 106%
9. Hiroshima Peace Memorial Museum 94%
10. Osaka Castle 93%
*調査期間 2014 年 1 月 1 日〜 11 月 30 日




海外からもっとも検索されている日本の伝統工芸品ランキング

海外から検索されている日本の伝統工芸品では、[kimono]、[geta]、[bento] など日常生活で利用できる身近な製品がランクインしています。

1. kimono
2. bento
3. geta
4. tatami
5. daruma
6. hashi/chopstick
7. chidori
8. kushi
9. kotobuki
10. shibori
*調査期間 2014 年 1 月 1 日〜 11 月 30 日




海外から検索が急上昇した日本の伝統工芸品ランキング

検索が急上昇した伝統工芸品は [kimono] で、[kimono robe] や [kimono jacket] などで検索されることが多く、日常使いできる洋服として海外でも一般的になっているようです。複数の海外ブランドも「Kimono」と呼ばれる和洋折衷なスタイルの洋服を販売するなど注目が高まっています。

1. kimono 69%
2. shibori 34%
3. uchiwa 31%
4. bentwood 29%
5. tatami 28%
6. washi 21%
7. geta 16%
8. fude 15%
9. kasuri 15%
10. daruma 12%
*調査期間 2014 年 1 月 1 日〜 11 月 30 日




海外からもっとも検索されている和食ランキング

[sushi] といった伝統的なメニューに加え、[ramen] の人気も非常に高く、昨年に引き続き上位にランクインしています。

1. sushi 11. onigiri
2. edamame 12. sukiyaki
3. sashimi 13. okonomiyaki
4. ramen 14. oden
5. tempura 15. gyoza
6. yakisoba 16. dango
7. mochi 17. takoyaki
8. shabu shabu 18. unagi
9. teriyaki 19. natto
10. miso soup 20. udon
*調査期間 2014 年 1 月 1 日〜 11 月 30 日



国別でみると、外食が一般的なアジアでは [shabu shabu] や屋台料理の [takoyaki] や [okonomiyaki] などが人気でした。


USA イギリス フランス 台湾 シンガポール タイ マレーシア インドネシア
1 sushi sushi sushi sushi sushi sushi sushi sushi
2 edamame oden ramen ramen shabu shabu yakiniku takoyaki takoyaki
3 sashimi edamame yakitori sukiyaki sashimi mentaiko shabu shabu ramen
4 ramen ramen sashimi mochi onigiri sashimi onigiri onigiri
5 mochi miso soup tempura mentaiko ramen sukiyaki sashimi shabu shabu
6 miso soup sashimi onigiri sashimi sukiyaki nigiri sushi ramen sashimi
7 teriyaki tempura gyoza onigiri edamame ramen okonomiyaki edamame
8 onigiri teriyaki fugu oden mentaiko onigiri sukiyaki okonomiyaki
9 tempura mochi edamame shabu shabu okonomiyaki takoyaki edamame mochi
10 gyoza gyoza mochi udon takoyaki udon mochi tempura




海外から検索が急上昇した和食ランキング


和食の急上昇ランキングでは [kaiseki] が 1 位になりました。また、海外で和風居酒屋のブームが続いており、[kushikatsu] や [yakitori] など私たちになじみ深い家庭料理が上位となりました。

1. kaiseki 95%
2. onigiri 88%
3. champon 75%
4. kushikatsu 70%
5. nigiri sushi 50%
6. yakitori 47%
7. kakigori 44%
8. tonkatsu 42%
9. kakuni 38%
10. takoyaki 37%
*調査期間 2014 年 1 月 1 日〜 11 月 30 日



こうした検索動向の分析には、Google の無料オンラインツール、
Google トレンド(http://www.google.co.jp/trends/)もぜひご活用下さい。



Posted by プロダクト マーケティング マネージャー 井上 貴子

国内において 2014 年 *下半期に話題になった YouTube の動画広告を、5 つのポイントに沿って紹介します。

*以下動画は集計期間 2014 年 7 月 1 日〜 2014 年 11 月 18 日に投稿された動画の中から、動画の人気(自然に発生した再生回数)とプロモーション(広告から発生した再生回数)に加え、動画広告としての斬新さ、ユニークさ等を考慮して選出されました。多くの視聴回数を獲得している動画でも、海外を含む YouTube 動画広告出稿の有無、自然動画視聴の比率など、複数の要素によってリストに入らない可能性があります。動画広告は、5 つのポイントごとに企業名 50 音順で掲載しています。

ポイント 1: YouTube で多く視聴される動画フォーマットを意識したコンテンツ制作


YouTube ではクリエイターが動画で商品を紹介する「商品レビュー」と呼ばれるフォーマットが注目を集めています。このフォーマットを動画広告に活用した例が、烈車戦隊トッキュウジャーです。

また、新しいことを試してみる様子や、非日常的な様子をとらえた動画も再生回数を伸ばす傾向にあります。 この要素を広告コンテンツに活かした事例として、スプライトの動画広告が挙げられます。海に遊びに来た人がショッピングカートに乗るという非日常的な体験を楽しんでいる様子は、ユーザーの「やってみたい」という好奇心を掻き立てました。

株式会社バンダイ・烈車戦隊トッキュウジャー
【烈車戦隊トッキュウジャー】ビルドダイオー遊び方動画


日本コカ・コーラ株式会社・スプライト
【スプライト】「スプラッシュカート@伊豆白浜」 Sprite WEB MOVIE

ポイント 2: 出演者の個性や特技を活かした演出


起用したタレント・著名人に特定の役柄を演じてもらうのではなく、その人の特技や個性を捉えて制作した動画が数多く掲載されました。声優・竹達彩奈さんの「肉好き」、「大食いキャラ」のキャラクターを活かして、牛丼をつい食べてしまう様子を撮影した吉野家の動画広告が、多く視聴されました。

また、YouTube で話題の空手選手・宇佐美里香さんの「美しく、周囲を圧倒する」演武を披露した、Yahoo BB の動画広告も多くの視聴を集めました。

株式会社吉野家
吉野家×竹達彩奈 「アタマの大盛」オリジナルCM

※ 広告主様のご都合により、本記事では広告掲載開始時とは異なるURLでご紹介しております。本動画での再生回数は集計期間の時に使用した数値とは異なりますのでご了承下さい。

ヤフー株式会社・Yahoo BB
世界一の女性空手家 宇佐美里香出演 WebCM第1弾「ちゃぶ台を・・・」


ポイント 3: インターネットで人気のキャラクターや動物を活用した広告動画


インターネットで話題性や親和性が高いキャラクターを演出に取り入れた動画も、多く視聴されました。動物やペットは YouTube で老若男女問わず人気がある動画のカテゴリーのひとつです。ピザハットは猫を店長とした「ピザキャット」をテーマに、猫がお店で働く様子を撮影した動画広告を複数公開し、猫が必死に勤める様子が「かわいい」とウェブ上でも話題を呼びました。

また、デジアイのプロモーションでは、初音ミクと音楽、振り付け、CG デザインなどのクリエーターがコラボレーションし動画制作を行いました。

日本KFCホールディングス株式会社・ピザハット
【特報】ピザキャット!店 GRAND OPEN | "Grand Opening! -Pizza Cat! Store-"


ロート製薬株式会社・デジアイ
デジアイ×初音ミク プロジェクトムービー


ポイント 4: ストーリー性のある Made For Web 動画


ウェブでの展開を意識した Made For Web は、動画広告でもベストプラクティスとして数年前から提唱されてきましたが、最近では更なる趣向を凝らした Made For Web 動画が増えてきました。ショップジャパンの動画広告は主人が留守中に愛犬がとった驚きの行動を「隠し撮り」し、犬がフードプロセッサーを使って自分のえさを準備するというストーリーを伝えた動画です。ユーザーの楽しさや驚きを追求し、広告動画という概念を超えた作品にユーザーの関心が寄せられました。

キットカットの動画広告では、長編ドラマシリーズを豪華なキャスト陣で制作し、高いクオリティのオリジナル ウェブ コンテンツを展開しました。

株式会社オークローンマーケティング・ショップジャパン
フレンチブルドッグ ボブのお留守番クッキング


ネスレ日本株式会社・キットカット
キットカット オトナの甘さ ビター・スウィート ~オトナの交差点~ 『夏子篇』


ポイント 5: 話題になったテレビ CM


多くの企業が、TV CM の 15 秒、30 秒版等に加え、長尺版の TV CM を YouTube に掲載し、プロモーションのプラットフォームとして活用しています。ユーザーが YouTube で興味を持ったテレビ CM のタイトルを検索し、視聴する傾向が見られます。

サントリーホールディングス株式会社・天然水の森
企業広告『入社前』篇 60秒 トミー・リー・ジョーンズ サントリー C


メルセデス・ベンツ日本株式会社・GLA
メルセデスジャパン Go GLA! ルイージ篇


Posted by Geoff Menegay - AdWords Editor プロダクト マネージャー

Google では過去数年間にわたって、大規模なアカウントを管理している方向けに、業務の簡素化に役立つさまざまなツールをリリースしてきました。今回は、特に人気の高いツールである AdWords Editor のアップデートについてお知らせします。

AdWords Editor 11.0 は、2006 年のリリース以降で最も大規模なアップデートとなります。デザインが一新され、管理画面は高速化しているほか、複数のアカウントやキャンペーンの変更を効率化する新機能も追加されています。

複数のアカウントや項目を見比べながら管理できる


AdWords Editor 11.0 では、複数のウィンドウを開いて複数のデータを同時に表示できます。たとえば、広告を作成しながら新しいウィンドウを開いてキーワードを表示したり、必要な数だけアカウントのウィンドウを開き、まとめて複数のアカウントを管理したりすることが可能です。アカウントを並べて表示し、アカウント間で項目をコピーしたり、ドラッグ&ドロップで移動することも可能です。

また新しく追加されたアカウント マネージャでは、利用しているすべてのアカウントを追加し、データをダウンロードしたり、ステータスを確認したりすることができます。

充実したナビゲーション・検索機能


AdWords Editor 11.0 には、新しい「タイプリスト」パネルが導入されています。タブを使わずにキャンペーンや様々な機能、設定にアクセスできるため、目的のタスクを迅速に実行できます。

タイプリスト.png
タイプリスト


改良された検索オプションバーでは、複数の検索条件やフィルタを適用して検索したり、使用頻度の高い検索内容を保存することができます。

このほか、充実したキーボード ショートカットMacWindows)や、広告文の検索・置換、複数キーワードの変更などに便利な一括編集ツールなどが用意されています。

大規模な一括操作の効率が向上


AdWords Editor 11.0 では、高度な複数選択機能などにより、大規模な変更がさらに簡単になっています。キャンペーンや広告グループを選択し、その広告やキーワードを表示したり、複数のキャンペーンや広告グループにまとめて貼り付けたりすることが可能です。

また AdWords Editor 11.0 では、 共有ライブラリも利用できます。複数のキャンペーン、広告グループを対象に、入札戦略やサイトリンクを割り当てることが可能です。

このほか、「複数の変更を適用」ツールでは、複数の項目を追加、編集、削除する際に、入力したテキストが自動的に行列形式に整理されます。また最新の変更内容の履歴を確認したり、複数の変更を元に戻す / やり直すことも可能です。

AdWords Editor 11.0 へのアップグレード


AdWords Editor の最新バージョンは、Mac と Windows に対応しており、こちらからインストールできます。AdWords Editor 11.0 のその他の詳細については、AdWords ヘルプセンターをご覧ください。 また、下記の英語動画もあわせてご覧ください。



以前のバージョンの AdWords Editor も、アップグレードの猶予期間として 4 か月間は引き続きご利用いただけます。AdWords Editor のご利用に支障が出ないよう、2015 年 4 月 2 日までにアップグレードをお済ませください。

Posted by 大木 義昭 - インダストリー アナリスト, 大迫 正治 - パフォーマンス ソリューション エキスパート

取り組みの背景


高齢化社会を迎え医療サービスの需要がますます高まる中、看護師専門の転職サイト「看護のお仕事」を展開するレバレジーズ株式会社は、全国の病院やクリニック、介護施設などの求人と転職者を繋げ、医療業界の事業所が抱える経営・人材の問題解決に取り組んでいます。

これまで同社は、看護師という特定のユーザー層に対して、転職サイトへの登録を目的とし、検索連動型広告、ディスプレイ広告、動画広告など様々なメディアでの広告を通じたマーケティング施策を展開してきました。それぞれのメディアにおいてのコンバージョン(CV)獲得効率を追求してきた同社にとっての次の課題は、各メディアの間接的な貢献を可視化し、メディアミックスした際の全体での効率を向上させることでした。

こうした背景のなか、かねてからディスプレイ広告に投資を行ってきた同社は、スマートフォン利用が高まる看護師の動向を加味し、スマートフォンのディスプレイ広告の間接効果の実証に取り組みました。同社の目指したゴールは、ディスプレイ広告のクリックから生まれた直接コンバージョンだけでなく、ディスプレイ広告の表示が他の流入経路のコンバージョン率(CVR)を向上させること、すなわち間接的なコンバージョンを生むことを実証し、投資配分を最適化することでした。

アプローチ


間接効果を計測する際の課題として、まず、比較分析の対象者を 2 つの同質なグループとして生成することが難しく、同条件での比較がしにくい状況がありました。レバレジーズは、Google タグマネージャ(GTM)を用いて転職サイトの訪問者を 2 つの同質なリマーケティング リストに分割することで、この課題を解決しました。

また、配信結果から間接効果のみを抽出する仕組みを構築することがもう一つの課題でした。この課題に対してレバレジーズは、一方のリマーケティング リストには通常の「看護のお仕事」のバナー広告を、もう一方のリストには関連性の低い広告(ダミー広告)を配信するというアプローチを取りました。そして、通常広告およびダミー広告それぞれが表示されたものの、クリックをしなかったユーザーが、ディスプレイ広告とは異なる経路から「看護のお仕事」の転職サイトを訪問した際の、流入経路別のコンバージョン率(CVR)を計測しました(図 1)。

そして、通常広告の表示を経た CVR と、ダミー広告の表示を経た CVR の差を分析することで、間接効果を分析しました。広告のクリックが生じた場合は検証対象とせず、広告が表示されたこと(インプレッション)自体の価値を検証するため、第三者配信ツールから配信したことも重要なポイントでした。

(図 1)取り組みの概念図

結果


今回の取り組みの結果は驚くべきものでした。通常広告を閲覧したユーザーは、ダミー広告を閲覧したユーザーに比べて、自然検索経由のコンバージョン率が 127% 高く 、その他の広告経由のコンバージョン率も +34% 高かったことが示されました(図 2)。

従来レバレジーズでは、ラストクリック基準でのコンバージョン獲得効率(コンバージョン獲得単価)のみによってリマーケティング広告を評価していましたが、今回の取り組みによって、広告表示自体が他の流入経路のコンバージョン率に対しても正の影響を与え、間接的にコンバージョン数の増化に貢献するという裏付けを得ることができました。

(図 2)取り組みによって示されたデータ


また、リマーケティング広告がビジネスに与えた影響を、直接効果と間接効果を合わせて算出した結果、広告投資対効果(ROAS)は 236% と、期待を大きく上回る水準であることが明らかになりました(図 3)。この結果をふまえて同社ではディスプレイ広告の価値を再定義し、定常的に活用するメディアとして、投資額を対前年比で大幅に増加させました。

(図 3)間接効果を踏まえた広告投資対効果


マーケティングメッセージを届けたい消費者の心理状態は極めて多様であり、消費者の意思決定プロセスの各段階において、広告が与える影響のあり方は様々です。転職サイトへの実際の登録という最終段階だけでなく、そこに至る検討段階において、消費者の心理に確実に影響を与えたこと、そしてその影響の程度を定量的に測定し、また広告投資の意思決定に反映させることができたことは、レバレジーズにとって画期的な前進であり、同社のマーケティング戦略の新境地を切り拓いたと言えるほどのインパクトがありました(図 4)。

(図 4)検討段階における効果の概念図


お客様のコメント


「弊社ではかねてよりデータに基づくPDCA を重視した結果、間接効果は考慮しない KPI 設定をしておりました。しかし、今まで評価することが出来なかったディスプレイ広告の間接効果を可視化し、コンバージョン数を伸ばせることが明らかになった今、弊社の投資の考え方も大きく変わろうとしております。今後は動画など新しい領域にも間接効果の考え方を適応し、より最適な広告配信を行って参ります。」(メディア・システム部 部長 増井公祐様)

「これまでラストクリック CV を基準としてチャネルごとに ROAS を測定し、評価する仕組みを整えてきました。その評価方法からすると、プッシュ型であるディスプレイ広告よりも、検索連動型広告をはじめとするプル型広告のほうが効率が良い傾向にあります。一方で、この評価手法だけでは、事業拡大にいつか歯止めがかかることは明白でした。今回の結果が示したのは、サービスの想起に対して、短期間のバナーの露出でも効果があるということです。これはサービス想起を目的とした施策への投資にもう一歩踏み込むために足りなかったパズルのピースを埋めてくれる、非常に画期的なものでした。」(マーケティング責任者 田中充様)

「従来のアトリビューション分析手法では、「最終的に CV へとつなげた広告の貢献度を、インプレッションの多い広告が計算式の上で奪っているだけではないか」という疑念を完全に振り払うことができませんでした。そこで「ポストインプレッション効果は最終的に CVR の変化として数値に現れるはず」という仮説を立て、今回の取り組みの実施に至りました。ディスプレイ広告によるユーザー心理への影響を確かな数字として観測することができたこの結果を、予算の拡大と新しいチャレンジへの原動力としていければと考えています。」(ディスプレイ広告運用担当 棚橋寿充様)

leverages.png
(左から、増井様、棚橋様、田中様)



レバレジーズ株式会社
自社メディア事業、人材関連事業、システムエンジニアリング事業
http://leverages.jp/

Posted by Max Maxwell - ディスプレイ広告プロダクトマネージャー

Google では 2009 年から、ユーザーの興味や関心に連動して Google ディスプレイ ネットワークでユーザーにリーチできる機能、インタレスト カテゴリを提供しています。さらにその後の数年で、アフィニティ カテゴリ(関心が高いユーザー層)カスタム アフィニティ カテゴリ(独自に定義したユーザー層)、購買意向の強いユーザー層(購入まであと一歩のユーザー層)といった新機能を追加してまいりました。

ターゲット ユーザーを自由に組み合わせて設定できるなど、その機能が充実してきたことに伴い、インタレスト カテゴリの 1 つである「その他の関心事」を 2015 年 1 月 15 日をもって廃止することになりました。

OtherInterest.png

「その他の関心事」をターゲットにしている現在のキャンペーンにつきましては、2015 年 6 月まで機能は引き続き有効となりますが、それ以降は下記のいずれかに自動的にアップグレードされます。

  • アフィニティ カテゴリ: テレビ広告のように幅広い層にリーチして、ブランド認知度を向上させるのに効果的です。Kraft(英語記事)では、新ブランド「Fresh Take」の認知度を高めるために、アフィニティ カテゴリを活用して料理に興味があるユーザーにリーチしています。
  • カスタム アフィニティ カテゴリ: ブランドに合わせてターゲットを絞り込み、ニッチなユーザー層を見つけるのに効果的です。Electronic Arts が最近実施した Madden GIFERATOR(英語記事) キャンペーンでは、カスタム アフィニティ カテゴリによって NFL の各チームのファンの注目を捉えました。NFL の各チームに対応する数のカスタム アフィニティ カテゴリを作成し、実際の試合に合わせてリアルタイムにディスプレイ広告を表示しました。 
  • 購買意向の強いユーザー層: 選択したカテゴリに関連する商品をインターネットで熱心に情報収集したり比較検討しているユーザーにリーチするのに効果的です。たとえば、自動車のオンライン販売業者の Autobytel(英語記事)では、この機能を活用して、車に興味があるユーザー全般ではなく、特定の車種を探したり、価格を比較したり、口コミを見たりしているユーザーにリーチしています。

アップグレードの詳細については、AdWords ヘルプセンターをご覧ください。また、この変更の影響を受ける広告主様には、メールにてご案内いたします。

Posted by AdWords オンライン スペシャリスト 松浦 愛

Google では、定期的にオンライン セミナーを開催しています。
今回は 12 月 18 日に開催予定のセミナーについてご紹介します。

■ 初心者のための AdWords 入門


12 月 18 日のオンラインセミナーでは、初心者の方向けに、基本的な設定方法や最適な広告運用のためのアカウント構成についてご紹介させていただきます。

下記のようなお悩みをお持ちの広告主様向けに、要点を絞って基本的な設定をご紹介させていただきます。
  • AdWords を始めてみたけれどどうやって使っていいかわからない
  • 広告掲載がうまくいかない
  • クリックはされているけれど本当にビジネスの役に立っているかわからない

今回のセミナーでは、広告グループの構成とコンバージョン トラッキングの 2 点を中心にご紹介する予定です。

セミナーの最後には、セミナー中にいただいたご質問の Q&A セッションも設けております。

みなさま奮ってご参加ください。

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日時:12 月 18 日(木)午後 2 時
所要時間:40 分
テーマ:初心者のための AdWords 入門

内容:
1. 広告グループの最適な構成について
2. コンバージョン トラッキングの設定とその活用について
3. Q&A

参加方法:こちらのリンクよりお申し込みください。
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■関連セミナー


過去に開催した「最適な広告配信のためのアカウント構造」および「コンバージョン トラッキングの設定と最適化について」のセミナー動画を共有いたします。
こちらも併せてご活用いただけますと幸いです。


最適な広告配信のためのアカウント構造



コンバージョン トラッキングの設定と最適化について



なお、このセミナーはどなたでも参加いただけますが、参加にはこちらから事前登録が必要となります。事前登録いただいた方には、開催前日までにセミナー視聴ページのリンクをお送りいたします。

皆様のご参加、心よりお待ちしております。

Posted by テクノロジー業界担当 アカウントマネージャー 田島一樹、パフォーマンス ソリューション エキスパート 緑川徹生

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コンピュータ及びインターネット用セキュリティ関連製品・サービスの開発・販売をグローバルに展開するトレンドマイクロ株式会社は、従来の PC 向けサービスに留まらず、利用者数が急増しているスマートフォン・タブレット向け総合セキュリティアプリ「ウイルスバスター モバイル」を開発し、日本国内における普及率の向上を目指しています。

この事例では、Google ディスプレイ ネットワーク(GDN)のモバイルアプリ面の広告において、コンバージョン オプティマイザーとユーザー ターゲティングを戦略的に導入し、アプリ ダウンロード促進の長期的成功を収めた取り組みをご紹介します。

導入の背景と戦略


スマートフォンの総合セキュリティアプリは、ユーザーがその必要性と有用性についてよく理解していないと、なかなか費用をかけて購入に踏み切りません。そこでトレンドマイクロでは、購入前に 30 日間無料でアプリをインストールして使用してもらい、アプリの必要性を理解してもらうように努めました。

しかし、無料体験版の広告予算は限られており、従来の広告手法ではインストール単価(CPI)が目標値より高くなる結果が続き、広告の拡大も難しい状況でした。

そこで、目標 CPI 以下でより多くのユーザーを獲得するために、コンバージョン見込みが高い新規端末ユーザーへのターゲティングと、コンバージョン率を高めるためコンバージョン オプティマイザーを導入しました。

施策における工夫とポイント


スマートフォン利用期間ごとの無料アプリ ダウンロード率を見ると、新規端末ユーザーの方が圧倒的にアプリのダウンロード率が高いことがわかりました(図 1 参照)。そこで、告知するターゲット層を 2 つに分け、それぞれに向けたキャンペーンを設定しました。

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(図 1 ) 「ニールセン通信」(ニールセン株式会社)より引用


まずアプリ ダウンロードが活発であり、なおかつセキュリティ対策のニーズが高い、端末利用 90 日以内の新規ユーザーのみをターゲットとした新たなキャンペーンを作成し、展開しました。このターゲティングにより、見込み顧客へのリーチの機会が増えたことで、大幅な CPI の低下が実現しました。

また、端末利用 91 日以降のユーザーに対しては、GDN のモバイルアプリ面のリーチを活かし広範囲への広告出稿にコンバージョン オプティマイザーを導入し、入札調整の完全自動化と最適化を行うことで、CPI を目標値以内に抑制しながら獲得件数を最大化しました。

施策後の成果


今回の施策によって、「ウイルスバスター モバイル」のプロモーション効率は飛躍的に向上しました。施策前の平均 CPI と比べ、新規端末ユーザー向けキャンペーンは 69%、端末利用 91 日以上ユーザー向けキャンペーンでも 70% も CPI が低下しました(図 2)。さらにインストール数は約 1.6 倍へと拡大することができました(図 3)。

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(図 2)
(図 3)


何よりも注目すべきことは、このモバイルアプリ キャンペーンの運用が 1 年を超える長期に亘って広告効率と獲得数拡大を良好な状態で維持し続けていることです。その秘訣は、適切なターゲットユーザーの設定と継続的な広告内容の見直し、そして運用管理の自動化にあると言えるでしょう。

その時々のマーケティングの状況や課題に最も適した Google ツールを選択し導入することで、一過性の効果向上ではなく、長期的に安定した結果を出すキャンペーンとして運用できています。

今後の展望


今回の施策によって、「ウイルスバスター モバイル」を多くのユーザーにインストールしてもらい、利用者数を増やすことができました。次なるマーケティングの改善点は、無料体験から有料版への購入率を向上することです。現在は蓄積したデータを分析しながら、無料体験版ユーザーに向けたさらなる施策を展開したり、セキュリティ リスクに対する告知や、製品の有用性の理解促進のための検討・準備を進めています。

「弊社のプロダクトの特性と Google のプロダクトがうまくマッチした結果、よい成果を残すことができたと思います。今回のキャンペーンで非常に良い点は、長期的に良好な広告効率と獲得数が維持ができていることだと思います。長期的なキャンペーンが安定して打てることで、コスト管理や運用管理の最適化にもつながっています。」
トレンドマイクロ株式会社 オンラインビジネス推進部 オンラインセールス課 アカウントマネージャー 鶴賀 美由紀氏



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*PDF 版の事例はこちらからダウンロードできます。
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トレンドマイクロ株式会社
http://www.trendmicro.co.jp/
• セキュリティ対策ソフト「ウイルスバスター」をはじめとする、各種コンピュータ及びインターネット用セキュリティ関連製品・サービスの開発・販売

年末年始の Google AdWords チーム営業日についてお知らせいたします。

年末年始のお客様サポート休業について


12 月 27 日(土)から 1 月 4 日(日)は、AdWords のサポートを休業とさせていただきます。12 月 26 日正午以降にお送りいただいたお問い合わせは、年明け 5 日(月)以降の回答となる場合がございます。通常よりもお待たせする可能性がございますが、予めご了承ください。

また 5 日には、サポート窓口が通常より混み合う場合がございます。お急ぎで解決したいご不明点、お困りの点がございましたら、余裕をもったお問い合わせをお願いいたします。

広告審査について


広告審査には通常 1 営業日いただいておりますが、年末は例年広告入稿が集中するため、広告入稿は 12 月 22 日(月)までに完了していただきますようお願いいたします。22 日以降にご入稿いただいた広告の審査は、年明けとなる可能性がある旨、予めご了承ください。

手動支払いのご入金について


ご入金の反映にかかる時間は、金融機関によって異なります。ご利用の金融機関の営業日をご確認の上、お早めのご入金をお願いいたします。

  • 銀行振込: 銀行でお振込みいただいてからアカウントに反映されるまで、通常 3 営業日(金融機関の営業日)お時間をいただいております。

  • コンビニエンス ストア: 通常どおり、ご入金いただいてから、1 営業日程度でアカウントに反映されます。

  • クレジット カード: 通常どおり、24 時間程度で反映されます。
なお、AdWords チーム休業中も、ご入金の反映は通常どおり行われます。


2014 年も残り 1 か月となりましたが、スタッフ一同、来年もサービスの向上を目指して参りますので、今後とも Google AdWords をよろしくお願いいたします。

Posted by AdWords オンライン スペシャリスト 松田 隼

Google では、定期的にオンライン セミナーを開催しています。
今回は 12 月のスケジュールおよび 12 月 4 日のセミナーについてご紹介します。

【12 月のスケジュール】

  • 12/4  (木)14:00 ~ Google アナリティクス イベント トラッキングの活用について(登録はこちら
  • 12/18(木)14:00 ~ 初心者のための AdWords 入門

■ Google アナリティクス イベント トラッキングの活用について


12 月 4 日のオンライン セミナーでは、Google アナリティクスのイベント トラッキングをテーマとして取り上げます。

Google アナリティクスとは、無料の解析ツールです。この Google アナリティクスのイベント トラッキングを利用すると、電話ボタンのクリックや、PDF などのファイルのダウンロードといった、ウェブサイトのコンテンツに対するユーザーの操作を測定することができます。

イベント トラッキングで、ページ閲覧以外のユーザーの行動をより詳細に把握することで、サイトの最適な運用やマーケティングにお役立てください。

今回のセミナーではイベント トラッキングの概要や設定方法、活用事例を紹介する予定です。セミナーの最後には Q&A セッションも設けております。

なお今回のセミナーは上級者向けとなります。みなさま奮ってご参加ください。

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日時:12 月 4 日(木)午後 2 時
所要時間:40 分
テーマ:Google アナリティクス イベント トラッキングの活用について

内容:
1. Google アナリティクス イベント トラッキングの概要
2. Google アナリティクス イベント トラッキングの活用事例と設定方法
3. Q&A

参加方法:こちらのリンクよりお申し込みください。
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■ 関連セミナー


過去に開催した「Google アナリティクスの活用方法」および「アナリティクス リマーケティングの活用について」のセミナー動画を共有いたします。あわせてご活用ください。


Google アナリティクスの活用方法




アナリティクス リマーケティングの活用について



なお、これらのセミナーはどなたでも参加いただけますが、参加には事前登録が必要となります。事前登録いただいた方には、開催前日までにセミナー視聴ページのリンクをお送りいたします。

皆様のご参加、心よりお待ちしております。

Posted by 人事部 学生プログラム担当 玉木尚宏

マーケティングを勉強中の学生の皆さんにお知らせです。

大学生を対象としたオンラインマーケティングの効果を競う世界規模のコンテスト「Google Online Marketing Challenge 2015(英語)」の募集が開始しております。



このコンテストでは、参加する学生グループが Google AdWordsGoogle+ を利用して、実際の企業の広告キャンペーンを運営します。その過程で効果的なオンライン マーケティング キャンペーンを立案、成功に導くことを学び、成果を競いあっていただきます。

過去 7 年間では既に 100 ヶ国以上から 80,000 以上もの学生、教授が参加しています。広告宣伝、e コマース、マーケティング コミュニケーション、情報管理システム、マーケティング戦略、ニューメディア戦略などを専門とする大学生、大学院生の皆さんに、より実践的なオンライン マーケティングを体験いただける機会となりました。

2015 コンテストの概要


  1. 参加を希望する場合、各 3 - 6 人のメンバーで構成されるグループごとに、担当教授が代表として、こちらのページ(英語)からお申し込み(締切 2015 年 4 月 8 日まで)ください。
  2. いわゆる中小企業で、過去 6 ヶ月間 AdWords をご利用いただいていない企業、または NGO と直接交渉していただき、その企業、団体のためのマーケティング キャンペーンを立案していただきます。
  3. 参加する学生グループには、Google AdWords の広告費 250 ドル相当分を利用する権利(ドル以外の通貨の場合、同等額の現地通貨に換算)が与えられます。
  4. まずは AdWords アカウント作成から開始して、キャンペーンの実施と改善をすすめながら、開始前と終了後に合わせて 2 回のレポート(日本語可)を提出していただきます。
  5. コンテストの期間: 2014 年 10 月 15 日から 2015 年 4 月 29 日の間で連続する 3 週間を選んでいただき、5 月 27 日までに終了レポートを提出していただきます。
  6. ご報告いただいたレポートを、マーケティングを専門とする大学教授陣が審査し、 2015 年の夏に全世界と各地域の優勝者が発表される予定です。

AdWords キャンペーンや Google+ で利用する言語は自由に選択することが可能で、提出いただくレポートについても日本語、英語などお好きな言語で提出いただけます。


また特典として、AdWords 部門優勝チームと教授の方には 1 週間のサンフランシスコ旅行がプレゼントされます。サンフランシスコ滞在中に Google 本社にも 1 日ご招待し、AdWords の開発チーム、マーケティング チームそして採用チームと交流していただけます。さらに、各地域(ヨーロッパ、アメリカ、アジア)の優勝チームと教授の方は、地域の Google 支社に 1 日ご招待させていただく予定です。その他豪華な特典(英語)が皆さんをお待ちしております。


コンテストにお申し込みいただけるのは、大学など高等教育機関の教授や講師など教育的立場にある方に限らせていただいております。その他に関しましてはコンテスト ガイドライン(英語)をご覧ください。


本年度は、オンライン マーケティングや AdWords を学べるオンライン マーケティング学習プログラムもご用意しております。GOMC への参加を問わず、オンライン マーケティグにご興味がございましたらこの機会にご活用ください。




日本の皆さんの挑戦を、心よりお待ちしております。

Posted by Dimitris Meretakis - Google ショッピング プロダクト マネージャー


昨年 Google では、ショッピング キャンペーンの表示回数やクリック数を増やしたり、機会損失の有無を把握したり、モバイルでの広告露出度(SOV)を確認したりできる競合状況データを導入しました。今年はさらに分析機能が追加され、ショッピング キャンペーンのさらなる改善や、さまざまな端末のユーザーへのアプローチにお役立ていただけるようになりました。

  • オークション分析レポートでは、お客様の商品リスト広告の掲載結果と、同じオークションに参加している他の広告主の掲載結果を比較することができます。インプレッション シェア、重複率、上位表示シェアを分析することで、同業他社の傾向やキャンペーンの改善チャンスを把握することができます。



  • 検索インプレッション シェアが充実し、キャンペーン、広告グループ、商品グループ単位での広告露出度(SOV)を [詳細分析] タブで分析できるようになりました。インプレッション シェア損失率(予算)では、予算が原因で表示が制限されてしまったキャンペーンを、インプレッション シェア損失率(広告ランク)では、改善の余地があるキャンペーンを特定することができます。なお、Google では検索インプレッション シェアをアカウントごとに計算するようになったため、10 月と 11 月のインプレッション シェアに差異が生じる可能性があります。



  • 端末と時間を基に分割できるようになりました。オークション分析レポートを端末と日で分割すると、例えば週末にかけてのモバイルでのインプレッションを同業他社と比較し、入札単価戦略の見直しにつなげることができます。また、キャンペーンや広告グループのインプレッション シェアを端末ごとに確認することもできます。



  • 入札単価シミュレーション列には、現在とは別の入札単価を設定していた場合に推測される掲載結果が表示されます。この列を [商品グループ] タブに追加すると、クリックの大幅な増加が見込める商品グループなどを特定できます。



  • 商品グループの表示方法を指定できるようになりました。掲載結果の表の上のアイコンをクリックすると、商品グループの構造を表示するか、すべての商品グループを一覧表示するかを選ぶことができます。一覧表示  を選ぶと、掲載結果データを基に広告グループ内の商品グループを並べ替えることが可能です。たとえば、インプレッション シェアが低い商品グループを特定し、入札単価を調節したい場合などに便利です。



こうした分析機能を、高い売上が期待できる商品グループの特定や、ショッピング キャンペーンのさらなる改善にお役立てください。Google では、今後もさまざまなレポート機能を開発していく予定です。オークション分析検索インプレッション シェア入札単価シミュレーションの詳細については、ヘルプセンターをご覧ください。