Posted by Nabil Haschemie, Product Marketing Manager, Mobile Ads

http://www.google.co.jp/think/multiscreen/

ユーザーは常にネットに接続し、複数のデバイスを使って、友達とのコミュニケーション・買い物・ゲームなどを楽しんでいます。そしてスマートフォンやタブレット、PC からテレビまで、あらゆるスクリーンを快適に楽しめることを望んでいます。

あらゆるスクリーンで快適に操作できるウェブサイトであれば、ユーザーとの接点を広げ、コンバージョンを増やすことができます。このたび Google では、マルチスクリーン対応のガイドとなるホワイトベーパーや成功事例を掲載した「ウェブサイトのマルチスクリーン対応」サイトを公開しました。
http://www.google.co.jp/think/multiscreen/

マルチスクリーン社会で成功するためには、どのデバイスでも簡単に情報を見つけ、アクセスできる優れたユーザー エクスペリエンスを実現し、ユーザーのニーズに応えることが重要です。今回のホワイトペーパーでは、下記についてまとめておりますのでご活用ください。

  • マルチスクリーンへの対応策とウェブサイト制作における様々な施策のご紹介
    • Google では今回 AnswerLab 社と協力し、ユーザーがどのようにモバイルサイトを利用しているかを知るための調査を実施しました。調査結果をベースに、お客様を楽しませ、コンバージョンを促すモバイルサイト設計の 25 の指針をまとめております。
  • ウェブサイトの読み込み速度を測るテストサイトや、優れたユーザー エクスペリエンスの事例集
  • マルチスクリーン対応をサポートするパートナー企業のリスト
    • 御社サイトのマルチ デバイス最適化をサポートする Google 推奨ベンダーをご覧いただけます。

Posted by Christina Ilvento - Google ショッピング プロダクト マネージャー

スマートフォンの普及に伴って必要な情報をいつでも入手することができるようになり、買い物客がお気に入りの店を見つけるときも、インターネット検索を利用することがますます増えています。

昨年、Google では米国の小売業者向けに、実店舗の付近にいる買い物客に商品を宣伝できるローカル在庫広告のサービスを開始しました。その米国で好調な結果を得られたことを受けて、このたび、日本、イギリス、フランス、ドイツ、オーストラリアでもローカル在庫広告をご利用いただけるようになりました。



ローカル在庫広告の仕組み


ユーザーが商品を検索すると、付近でその商品を販売している実店舗のローカル在庫広告が表示されます。広告をクリックすると、店舗詳細ページが開き、その商品の詳細情報を確認できるほか、その店舗で取り扱っている他の商品も見ることができます。また、営業時間や行き方を確認したり、電話で直接問い合わせたり、お店のウェブサイトをチェックしたりすることも可能です。

ローカル在庫広告は Google Merchant Center で管理を行うローカル商品フィードを基に生成されるため、各商品アイテムの最新の価格と在庫情報を店舗別に表示することができます。


ローカル在庫広告を利用するメリット


  • ローカル商品の在庫状況、価格、店舗情報を表示することによって、客足と売上の向上を図ることができます
  • オンライン ショップと実店舗のどちらでも商品を購入できることを示すことで、ユーザーが購入方法を選択できるようになります。また、実店舗でしか取り扱っていない商品を宣伝することもできます。
  • 顧客に応じて最適な方法で広告を掲載できます。たとえば、携帯端末を使用しているユーザーには常にローカル在庫広告を表示するように設定することができます。また、クリスマスから年末年始の繁忙期にはパソコンと携帯端末の両方にローカル在庫広告を表示することで、販売促進を図ったり、商品の発送ができない年末年始にかけてはオンライン ショップよりも実店舗に客足が向くようにすることができます。

ローカル在庫広告を利用する


実店舗を経営されている小売業者様で、ローカル在庫広告にご興味をお持ちの場合は、Google の担当者にお問い合わせいただくか、ローカル在庫広告の概要ページで詳細をご確認いただき、参加希望フォームよりご連絡ください。

ローカル在庫広告をご利用いただけない小売業者の皆様には、モバイル版の商品リスト広告をご活用いただくことで、ローカル在庫広告と同様、スマートフォン経由での検索をお店の売上につなげていただけます。モバイル版の商品リスト広告は、Google ショッピングを利用できる 23 か国すべてでご利用いただけます。

Posted by  大迫 正治 - パフォーマンス ソリューション エキスパート, 近藤 なつ美 - アカウント マネージャー

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アルバイト求人サイト「ジョブセンス」や転職求人サイト「ジョブセンスリンク」といった求人を始めとするインターネット メディアを運営する株式会社リブセンス。ユーザー ニーズが多様化し、ダイナミックに移り変わる市場環境に、柔軟かつスピーディーに対応するビジネス戦略が求められています。この事例では、動的検索広告検索広告向けリマーケティング リストコンバージョン オプティマイザーを戦略的に組み合わせて活用し、大きな成果を出した取り組みをご紹介します。


導入の背景と戦略



アルバイト求人業界においては、より自分に合った仕事を見つけたいという求職者のこだわりやニーズの多様化を背景に、求人サービス提供各社が様々な対応を行っています。検索連動型広告においても、「バイト」「求人」などビッグワードの CPC が高騰している一方で、多様化するニーズを捉えるスモールワードへの細かな対応が業界全体の課題となっています。リブセンスも、リアルタイムに更新される豊富な求人の一つ一つに、限られた人員で対応する難しさを課題としていました。

そこで、多様化するニーズを的確に捉えながらも、完全自動化で運用効率を向上させるため、動的検索広告、検索広告向けリマーケティング リスト、コンバージョン オプティマイザーという 3 つの Google サービスを戦略的に導入しました。


施策における工夫とポイント


動的検索広告は、ウェブサイトのコンテンツに関連性の高い検索語句を自動的に抽出し、適切な広告文とリンク先ページ URL を自動生成することで、最も関連性の高いページにユーザーを誘導することができます。そこで、アルバイト求人サイト「ジョブセンス」の随時更新される求人詳細ページに対して適正な求職者をタイミング良く誘導するため、動的検索広告を導入しました。

また、求人詳細ページに含まれるキーワードは多様なため、見込み顧客(求職者)ではないユーザーによる検索語句にも、動的検索広告が配信される可能性があります(例えば、エステ予約が目的のユーザーが「エステ」と検索した際に、エステサロンの求人ページに含まれる「エステ」という語句が反応して、エステサロンの求人広告を表示するケースなど)。

そこで、検索広告向けリマーケティング リストを併用することで、ターゲットとしたい求職者、すなわち「ジョブセンス」のサイトを過去に訪問したことがある人に優先的にアプローチする戦略をとりました。具体的には、検索広告向けリマーケティング リストを使って訪問者に絞って広告を配信したり、コンバージョン オプティマイザーを併用して訪問者、未訪問者双方に配信しつつ、訪問者への入札を強化したりすることで、新規獲得の拡大を目指しました(図 1 参照)。


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(図 1 )施策全体の概念図


また、ウェブサイトへの最終訪問日に応じて「1 日前」「7 日前」「30 日前」などのリマーケティング リストを作成し、コンバージョン オプティマイザーが各リスト内のユーザーに対して入札単価をきめ細かく調整するよう設定しました。さらに豊富な広告文やサイトリンクを入稿するなど、広告の関連性を最大限に高めることで、コンバージョン単価の低下とコンバージョン数の最大化ができる環境を整えたことも施策のポイントです。


施策後の成果


今回の施策による成果は驚くべきものでした。3 つの Google サービスを併用した検索連動型広告によって、コンバージョン単価は 2% 低下し、コンバージョン数は 30% 増加しました。特に、モバイルからのコンバージョン数は 36% 増加し、増加総数の 64% はモバイル経由となりました。

施策前から、クリックが発生する検索語句は PC よりモバイルのほうが 57% 多いというユーザー傾向はわかっていましたが、モバイル検索からの多様な検索語句に個別対応することは、労力的に大きな課題となっていました。動的検索広告がそうした幅広い検索語句を自動でカバーし、コンバージョン オプティマイザーでデバイス別に適した入札を自動で行うよう設定した結果、モバイルからのコンバージョンが大きく拡大する結果となりました(図 2 参照)。


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(図 2 )施策後の成果


今後の展望


今回の成果を受け、リブセンスでは、検索広告向けリマーケティング リストや 3 つのサービスの併用を、転職サイト「ジョブセンスリンク」や不動産賃貸サイト「door賃貸」などへ展開しています。また、運用時間の短縮で新しい施策に取り組む余裕ができたため、ディスプレイ広告で潜在顧客にリーチした後に、今回確立した検索広告の手法でコンバージョンを促すというサイクルの構築に取り組んでいます。

「今回のような複数の手法の併用は初めての取り組みでしたが、実際の運用は簡単で効果抜群の組み合わせでした。組み合わせ運用という Google からの提案は、われわれの課題に対する適切な施策だったと思います。全面的な自動化で運用時間を短縮しつつ、コンバージョン数を大幅に拡大できました。これは、弊社における検索連動型広告の運用方法が変わるほどのインパクトのある結果でした。

個々の広告グループのインプレッション シェアも劇的に改善し、効率的な広告配信ができるようになりました。最適化の手法が一段上に進んだと感じています。今回得た知見を発展させながら、成功事例を増やしていきたいと思います。」株式会社リブセンス アルバイト事業部/キャリア事業部兼任 Adグループリーダー 岩崎 亮 氏

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*PDF 版の事例はこちらからダウンロードできます。
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 株式会社リブセンス
http://www.livesense.co.jp/
アルバイト求人サイト「ジョブセンス」をはじめ、転職求人サイト「ジョブセンスリンク」、派遣社員求人サイト「ジョブセンス派遣」、不動産賃貸サイト「door賃貸」 、転職クチコミサイト「転職会議」などのインターネットメディアを運営

Posted by Senthil Hariramasamy - AdWords プロダクト マネージャー

最近では、最寄りのハンバーガー店を探す際も、飛行機を予約する際も、指先 1 本で必要な情報が得られます。しかも、こういった情報の検索は、わずか 10 cm 程度の小さな画面の中で行なわれています。このためモバイル広告では、表示される情報 1 つ 1 つがいっそう重要となります。

このたび Google は、必要としている情報にユーザーが簡単にアクセスできるよう、スマートフォンでの広告の表示方法を変更することになりました。

2014 年 10 月 15 日より、掲載結果の予測次第では、モバイル検索広告の広告文 2 行目(広告文 2)に代わって広告表示オプションが表示されるようになります

これは、広告表示オプションを表示することで、より高い掲載結果が見込まれる場合に起こります。広告文 2 行目は、掲載結果予測の良し悪しに従って、表示される場合とされない場合があります。今回の変更は、より関連性が高く有益な情報をユーザーに表示することを目的としています。


モバイル ユーザーに最も重要な情報を提供


目立つ場所に広告表示オプションが表示されることで、ユーザーはより簡単に、お客様のビジネスに関する下記のような追加情報(所在地や商品の特徴、サービス内容など)にアクセスできるようになります。


変更の詳細と例


下記は、架空のフラワーショップの例です。変更前は、「花束 プレゼント」という検索に対し、左側の例のようにお店のウェブサイト URL、2 行分の基本情報が表示されていたとします。

  

これに対し変更後(右側の例)は、2 行目に代わり、サイトリンクが表示されています。

続いて、以前よりサイトリンクが表示されていたケースを見てみましょう。

 before-モバイル.jpg   mobileafter.jpg

この例では、2 行目の広告文に代わり、レビュー表示オプションが表示されています。

このように、広告文の 2 行目の代わりに、より高い成果が見込まれる別の情報を提供できるようになります。これによりスマートフォン ユーザーは、1 つの広告を通じて、お店選びに役立つ様々な情報にアクセスする(通常のリンク先ページを開く、特集ページを閲覧する、ショップの評判を調べる)ことができます。


モバイル広告を最大限に活用するために


この変更に関して追加の操作はありませんが、必要に応じて広告文や設定に変更を加えていただくことをおすすめします。下記は、Google が推奨する設定です。

  • 最も重要な情報を広告見出しや広告文の 1 行目(広告文 1)に盛り込みます。 
  • 関連するすべての広告表示オプションを有効にして、ユーザーが情報を簡単に探せるようにし、クリック率を高めます。
  • モバイル向けの広告を使用して、外出先でもユーザーが簡単にアクションを起こせるようにします。モバイル検索ユーザーにとって広告の関連性が高いほど、良い結果が得られるはずです。

Google では、ユーザーのニーズを満たしお客様のビジネスチャンスの拡大につながるよう、サービスの向上に日々尽力しております。今回の変更により、お客様のモバイル広告の掲載結果がさらに向上すると考えておりますが、10 月 15 日以降この設定を無効にすることも可能です。詳細については、こちらのヘルプセンター記事をご覧ください。

Posted by Jesse Adkins - Google 検索広告プロダクト マネージャー


ウェブで商品を検索するユーザーが増加する中、自社商品について見込み顧客に伝える新たな方法を探している広告主様も多いことと思います。

このたび商品リスト広告が、Google 検索パートナーのショッピング サイトにも掲載できるようになりました。ショッピング キャンペーンの設定で「Google 検索パートナー」を有効にすると、「ショッピング向け AdSense」に参加している小売業者のサイトで商品を検索、閲覧したユーザーにも広告を表示できます。なおショッピング向け AdSense とは、トラフィックの収益化を支援する Google の最新サービスで、Walmart.com などが参加しています。

ショッピング キャンペーンのターゲットとして検索パートナー サイトを追加すると、Google 検索や Google ショッピング以外でも有望な見込み顧客にアプローチできます。

商品リスト広告は、ユーザーの検索内容、商品のカテゴリ、商品名から判断して関連性の高い検索結果の隣に表示されます。たとえば、Google ショッピングでブランド品のバッグを販売している広告主の商品リスト広告は、小売業者のパートナー サイトで同様のバッグを検索したユーザーにも表示できるようになります。

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Walmart.com の商品リスト広告


商品リスト広告を検索パートナー サイトに表示するように設定しても、テキスト広告の場合と同じように、Google 検索での品質スコアに影響はありません。

現在、ショッピング向け AdSense は限定リリースの段階で、参加サイトも一部のショッピング サイトに限られています。今後、正式にリリースされ参加サイトが増加すれば、商品リスト広告を検索パートナー サイトに掲載する効果が現れ、自社サイトのアクセス数が目に見えて増加するはずです。

ショッピング向け AdSense を利用したサイトの収益化に関心をお持ちの小売業者の方は、お問い合わせフォームよりお知らせください。

検索パートナー サイトに掲載した商品リスト広告の掲載結果を確認する方法については、AdWords ヘルプセンターをご覧ください。

Posted by Senthil Hariramasamy - AdWords プロダクト マネージャー

インターネットで買い物をするユーザーにとって「ノート PC 全品送料無料」や「スマートフォン最低価格保証」などといった情報量の多さは、購入するかどうかの決め手となり得ます。

そのため AdWords では、コールアウト表示オプションを導入することになりました。この機能は、Google 検索広告に追加のフレーズを表示し、お客様の商品やサービスの魅力を伝えていただけるものです。

CalloutExtensions例.jpg
コールアウト表示オプション(赤枠内)を適用した広告の例



コールアウトの活用例


コールアウトは、広告を目にした見込み顧客に有益な情報を提供するだけでなく、広告ランクを決める要素にもなります。伝えたい詳細情報やメリットにユーザーの注目を集めることも、他社商品との違いをアピールすることもできます。

コールアウト表示オプションを使用してから、当ホテルの客室以外の魅力もユーザーに伝えられるようになりました。当ホテルの売りはスパ、レストラン、会議施設など多岐に渡ります。こういった内容は、従来の収益重視型のキャンペーンではなかなか伝わりにくいものでした。コールアウト表示オプションを設定してからわずか 1 か月で、コンバージョン率が 9% も伸びました。」 - James Harrower 氏、ヒルトン・ワールドワイド、検索広告担当シニア マネージャー

コールアウト表示オプションは、他の広告表示オプションと組み合わせても効果的です。たとえば、「婦人服」や「新学期準備」などのサイトリンクを既にご利用の場合は、「サイト掲載商品 20% オフ」といったフレーズで、ユーザーに広告のクリックや購入を促します。

また、電話番号表示オプションをご利用の場合は、「24 時間年中無休サポート」といったフレーズを通じ、何かあれば電話で問い合わせできることをユーザーに伝えます。何を伝えるにしても、ターゲットを明確にし、ユーザーにとって関連性の高い情報を提供することが大切です。


作成方法


コールアウトの管理、スケジュール設定、レポート作成は [広告表示オプション] タブから行っていただけます。コールアウトはアカウント、キャンペーン、広告グループの各単位で追加できるため、商品やサービスに関する一般的な情報についてはアカウントまたはキャンペーン単位で設定し、詳細な情報については広告グループ単位で設定すると効果的です。

たとえば「格安航空券」や「お買い得シューズ」といった一般的なキーワードを含むキャンペーンには、「特別割引」や「送料無料」などのフレーズをそれぞれ追加します。また、「男性用ランニング シューズ」や「大容量コーヒー メーカー」といった具体的なキーワードに対応するには、広告グループ単位で商品の詳細を伝えるフレーズを追加するとよいでしょう。

コールアウトには半角 25 文字(全角 12 文字)の文字数制限があり、4 つまで広告に掲載することができます。また、コールアウトと他の広告表示オプションが同時に表示されることもあります。

コールアウト.jpg


コールアウトの作成や管理について詳しくは、AdWords ヘルプセンターの記事をご覧ください。


お詫び(機能の名称に関して)


「コールアウト表示オプション」の名称に関しては、「コールアウト」および「キャッチフレーズ」の 2 種類の表記が混在しておりました。現在も管理画面内に「キャッチフレーズ」との表記がございますが、日本語名は今後、「コールアウト」に統一させていただきます。ご不便をおかけいたしましたことをお詫びいたします。

Posted by Google マーケティング部

Google は ad:tech tokyo 2014(2014 年 9 月 16 - 18 日 @ 東京国際フォーラム)に出展します。展示ブース(ブース番号 A-00)では最新の DoubleClick、Google アナリティクス プレミアム デモに加え、ゲストスピーカーや弊社社員によるプレゼンテーションも下記のスケジュールで実施します。ご来場の際にはぜひお立ち寄りください。Google オリジナルグッズもご用意しております。

9 月 17 日(水)
・SESSION 1  13: 00 - 13: 20  モバイルリッチメディアの可能性
・SESSION 2  13: 30 - 13: 50  プログラマティック取引の潮流と Google の取り組み
・SESSION 3  14: 00 - 14: 20  DoubleClick 広告配信プラットフォーム [DFP+Ad Exchange] 導入事例
・SESSION 4  14: 30 - 14: 50  DoubleClick プロダクト活用事例
・SESSION 5  15: 00 - 15: 20  Google アナリティクス プレミアムによるマーケティング ROI 改善法
・SESSION 6  15: 30 - 15: 50  DoubleClick プロダクト活用事例
・SESSION 7  16: 00 - 16: 20  モバイルリッチメディアの可能性

9 月 18 日(木)
・SESSION 1  13: 00 - 13: 20  Google アナリティクス プレミアムによるマーケティング ROI 改善法
・SESSION 2  13: 30 - 13: 50  DoubleClick 広告配信プラットフォーム [DFP+Ad Exchange] 導入事例
・SESSION 3  14: 00 - 14: 20  DoubleClick プロダクト活用事例
・SESSION 4  14: 30 - 14: 50  プログラマティック取引の潮流と Google の取り組み
・SESSION 5  15: 00 - 15: 20  DoubleClick プロダクト活用事例
・SESSION 6  15: 30 - 15: 50  モバイル アプリ戦略とマネタイズの最新トレンド
・SESSION 7  16: 00 - 16: 20  DoubleClick プロダクト活用事例

詳細についてはこちらもご覧ください。
※各日程については予定であり、変更になる可能性があります。




Posted by AdWords オンライン スペシャリスト 一ノ関 俊吾

Google では、定期的にオンライン セミナーを開催しています。
今日は 9 月のスケジュールについてご紹介します。

【9 月のスケジュール】
9/24(水)14:00 ~ アナリティクス リマーケティングの活用について(登録はこちら

■ アナリティクス リマーケティングの活用について

Google アナリティクスとは無料の解析ツールです。また、リマーケティングとは一度ウェブサイトを訪問したユーザーをターゲットとする広告手法であり、広告主様のビジネスへの興味関心が高いユーザーのエンゲージメントを高めることが期待されます。

アナリティクス アカウントと AdWords アカウントを連携することで、アナリティクスのタグを使用した独自のリマーケティング リストを作成することができるようになります。

AdWords アカウントのみをお持ちの場合でも、 URL を指定したルール ベースのリストを作成することで、ある特定のページを訪れたユーザーのみをターゲットとしてリマーケティングを実施することができます。

しかしアナリティクスを利用すると、さらに以下のようなユーザーもターゲットに設定できるようになり、ターゲティングの幅が広がります。
  • 訪問の順番を指定する(例: ページ A を訪問後にページ B を訪問したユーザー)
  • 累計のエンゲージメントで指定する(例: ページ滞在時間が n 分以上)

今回のセミナーではアナリティクスでのリマーケティング リスト作成のための要件や設定方法、実際に作成できるリストの定義を紹介する予定です。

既にアナリティクス アカウントをお持ちの方も今後運用予定の方も、みなさま奮ってご参加ください。

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日時:9 月 24 日(水)午後 2 時
所要時間:30 分
テーマ:アナリティクス リマーケティングの活用について

内容:
1. アナリティクス リマーケティングの概要
2. アナリティクス リマーケティングの設定方法
3. ツールの活用
4. アナリティクス リマーケティングの活用事例

参加方法:こちらのリンクよりお申し込みください。
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また、「Google アナリティクスの活用方法」および「リマーケティング広告の運用」について、過去に実施したオンラインセミナーの動画をご紹介します。是非ご参考にしていただければと存じます。



なお、このセミナーはどなたでも参加いただけますが、参加には事前登録が必要となります。事前登録いただいた方には登録後セミナー視聴ページのリンクをお送りいたします。

皆様のご参加、心よりお待ちしております。

Posted by Angelika Rohrer、Sven Herschel - Google ショッピング チーム

ユーザーが、Google ショッピングで手ごろな価格(送料込み)の商品を見つけたとします。ところがいざ販売者のサイトで購入手続きに進むと、送料の記載に誤りがあったため、最終価格が Google で見た価格と異なることに気付きます。ユーザーからよく寄せられる不満として、このような送料の違いが挙げられます。

そこでこの度、より正確な送料込みの価格を提示できるよう、Merchant Center で送料を設定できる送料設定ツールをご用意いたしました。

このツールには、次のような機能があります。

  • 送料ルール:商品価格や重量などのルールに基づいて、送料を選択できます。重量と配送先地域、商品価格と配送先地域など、複数の要素を組み合わせてルールを作成することもできます。
  • 複数の配送方法: 通常配送とお急ぎ便など、同一国内でも異なる配送方法を設け、ユーザーに最低価格を提示できるようにします。
  • 配送地域別の送料設定: 国、都道府県といった配送先地域に基づいて送料を設定できます。
  • 除外オプション: 配送対象外の地域は除外できます。
  • 再利用可能な共有ライブラリ: 配送方法のデータを共有ライブラリに保存し、さまざまな設定で再利用することができます。


また、新しく加わった '送料' [shipping] の属性を通じて、特定の商品に送料ラベルを割り当てることもできます。たとえば、特別送料の対象となる「生もの」や「大型商品」といったラベルを商品グループに適用したり、プロモーション対象の商品アイテムに専用のラベルを適用したりできます。この属性を商品アイテムのグループに追加すると、Merchant Center の送料設定で特別送料の管理、設定が可能になります。

現行の配送方法も、新たに作成された配送方法も、配送に関するポリシーの審査対象となります。

現在の送料設定は、この新しいツールに移行済みです。アップデートは不要ですが、ぜひこの新機能をお試しいただき、Google ショッピングでの送料設定の使い勝手などをご確認ください。
 

Posted by Michaela Feller - Google ショッピング  プロダクト マネージャー

インターネットは日々、世界中のユーザーと膨大な数のオンライン ショップを結びつけるのに役立っていますが、知らないショップでの買い物は不安を感じるものです。そこで、ユーザーが安心してオンライン ショッピングを楽しめるよう、Google 認定ショップAdWords の販売者評価表示オプションを開始します。


Google 認定ショップのバッジと販売者評価表示オプションでユーザーの信頼を高める

Google 認定ショップは、一定の基準を満たした優良なオンライン ショップであることを認定バッジを通してユーザーに示すことができる、無料の認定プログラムです。

お客様のショップが、ユーザーから高い評価を獲得し、予定通りの配送が実施され、良質なカスタマー サービスを提供するショップとして認定されると、Google 認定バッジがサイトに掲載されます。

また、万が一注文に何か問題が発生した場合も、Google 認定ショップの購入補償を有効にした購入であれば、購入補償(上限 10 万円)を含むサポートを Google から無料で受けることができ、ユーザーは安心して買い物できます。

昨年末から試験的に提供されてきた Google 認定ショップ プログラムは、本日よりすべての販売者に利用いただけるようになり、販売者向けの実装手順も簡易化しました。また、このプログラムの一環として、Google では独自のユーザーアンケートを通して、ショップについてのレビューを自動的に収集します。ここで収集されたユーザーレビューは、独立系のレビューサイトからのレビューとともに、販売者評価のソースの 1 つとなります。


AdWords の販売者評価表示オプション

販売者評価は、 Google 認定ショップのバッジと Google ショッピングの広告に加えて、このたび AdWords のテキスト広告にも表示されるようになりました。なお、この機能は、今後数日かけて徐々にご利用いただけるようになります。

Google が提供する様々な広告表示オプションや広告フォーマットと同様に、販売者評価表示オプションはクリック率や広告ランクなど広告の掲載結果の改善につながり、検索結果ページの上位に広告が掲載される可能性も高まります。

販売者評価は、3.5 以上の評価を獲得した広告主様を対象に AdWords のテキスト広告に自動的に表示されます。検索広告に表示される販売者評価は、商品を販売しているオンラインショップに限らず、レストランやクリーニング店などのサービスも対象になります。


ウェブサイトに掲載される Google 認定ショップのバッジと、バッジをクリックすると表示される詳細の例


Google·ショッピングに掲載されるバッジと販売者評価の例


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AdWords のテキスト広告に掲載される販売者評価の例




ご利用は簡単、しかも無料

Google 認定ショップ プログラムと販売者評価は無料で簡単に設定でき、規模の大小を問わず、ユーザーの信頼を高めたいと願うすべての販売者に適しています。UNITED ARROWS LTD. ONLINE STOREABC-MARTネット通販ECカレントは Google 認定ショップの加盟販売者の一例です。

Google 認定ショップ プログラムへの参加に興味を持たれましたら、こちらからお申し込みください。販売者評価表示オプションについて詳しくは、AdWords のヘルプセンターをご覧ください。広告に表示される要件やレビューの改善方法についてもご確認いただけます。

Posted by 第一広告営業本部 不動産業界担当 統括部長 白石智良 / インダストリーアナリスト 冨永泰弘 / アカウントマネージャー 岡部沙友里

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「プラウド」ブランドなどの「住宅事業」を中核に、「ビルディング事業」や「収益不動産開発事業」など幅広く不動産ビジネスを展開する野村不動産株式会社。変化が激しい不動産マーケット環境への対応は、ビジネス全体の課題でもあります。この事例では、顧客データベースと DCM(ダブルクリック キャンペーン マネージャー)の連携により、オンライン広告とオフライン広告の効果比較を物件への「来場」という同一 KPI で実現した取り組みをご紹介します。


導入の背景と戦略

野村不動産では、東日本大震災の復興需要や 2020 年東京五輪に向けた建設ラッシュによる資材費や人件費の高騰など、環境の変化やリスクに対応すべくマーケティング戦略の効率化を推進しています。しかし効率化の課題の 1 つとなっていたのが、広告メディアによる KPI の違いです。

不動産業界では一般的に、チラシなどオフライン広告の KPI は来場者数、オンライン広告の KPI は資料請求数と、異なる指標で管理しており、オフライン広告とオンライン広告で正確な効果の比較ができませんでした。野村不動産ではこれまでにもこの課題に対する施策を実施してきましたが、今回さらに先進的な仕組みにより「来場」という KPI で両メディアの効果を正確に計測し、投資対効果の最大化を目指しました。(図 1 参照)


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(図 1) KPI 統一化の概要図


施策における工夫とポイント

まずは顧客データベースと DCM のシステム連携を構築し、オンライン広告から資料請求したユーザーの広告接触履歴(ファースト クリック~ラスト クリックまですべて)と、モデルルーム来場者の紐付けを可能にしました。加えて、来場お礼メール内のリンクに DCM のコンバージョン タグを設置することで、直接来場者(資料請求をしていない来場者)についても、来場前の広告接触履歴を計測できるようにしました。

施策の計画において配慮した点は、KPI の定義と計測の正確性です。来場お礼メールを活用したオンライン広告経由の来場計測は、メール開封だけでは技術的に正確な計測ができない場合があるため、メール本文のリンク クリックを計測ポイントに設定するなどの配慮が必要でした。また、ラスト クリック ベースだけでなくファースト クリック ベースでの各メディアの数値も分析し、より多面的な投資対効果を計測することで、社内各部署で今後の広告宣伝費活用の客観的判断ができるよう工夫しました。


実施後の結果

今回の施策の 1 番の成果は、オフライン広告とオンライン広告の KPI を同じ来場単価で比較した場合、オンライン広告の圧倒的な優位性が明確になったことです。(図 2 参照 *グラフはオフライン広告の数値を 100 とした場合の数値)

オンライン広告の来場単価は、オフライン広告の約 4 分の 1 という数値が確認できたことで、よりオンライン広告を重視した投資戦略を立てることができます。


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(図 2) オンライン 対 オフライン来場単価比較(都心一物件における結果)


オンライン広告の来場単価を広告メニュー別に比較すると、検索広告、リマーケティングの効果が非常に高いことも確認されました。(図 3 参照)さらに、広告が貢献した直接来場の件数も今回初めて可視化され、特に検索広告・リマーケティングが生み出した全来場件数の 41% が直接来場だった(従来の資料請求ベースでの計測では効果として認識されなかった)ことが明らかになりました。

また検索広告、リマーケティング全体の来場単価に対し、AdWords の検索広告、リマーケティングの来場単価は 29% 低く AdWords の投資効率が一層高いことも明らかになりました。


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(図 3) オンライン広告 メニュー別来場単価(都心一物件における結果)


野村不動産では、新規物件の存在を知ってもらうための「認知重視」と、既に興味を持ったユーザーにアクションを起こしてもらうための「コンバージョン重視」の 2 カテゴリでオンライン広告メニューを展開しています。今回の新しい KPI 計測でメニュー別に、より正確な投資対効果が把握できました。今後は、この数値を活用し、各広告メニューの目的に応じた予算配分と投資の最適化対策を推進していきます。

さらに、認知重視のオンライン広告の効果を「来場者が最初に物件を認知するきっかけとなった媒体=ファースト クリック媒体」と定義して、ファースト クリック ベースとラスト クリック ベースで比較しました。結果、ディスプレイ広告(リマーケティングを除く)はファースト クリック ベースで見ると来場への貢献が想定以上に大きかったこともわかりました。(図 4 参照)

計測方法は異なりますが、これは同じく認知度向上を目的としたオフライン媒体であるチラシの一般的な効率を大きく上回る数値であり、ディスプレイ広告へ投資をシフトし、認知を増やすことで来場数を拡大できる可能性もみえてきました。


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(図 4) ラスト クリック 対 ファースト クリック 来場単価(都心一物件における結果)


今後の展望

野村不動産では、かねてよりオンラインへの積極的な投資を行ってまいりました。一方で、事業リスクを鑑みると思い切った投資のシフトは難しいというのも事実で、チラシや DM といった従来の手法が占める割合は依然として小さくはありませんでした。

そのような状況で、今回の結果はむしろ従来の手法に依存し続けることのリスクを示すものであり、これらの投資対効果が数値で明示されたことは、思い切った投資判断を行うに足る非常に重要な成果だと考えております。

今後は、常に変化を続ける市場環境に合わせて我々自身も進化し、日本の不動産業界のマーケティングにおける「新しいスタンダード」を創出する存在でありたいと思います。


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(野村不動産株式会社 住宅事業本部 営業企画部長 市川 明典 氏)


*PDF 版の事例はこちらからダウンロードできます。
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野村不動産株式会社
http://www.nomura-re.co.jp/
「住宅事業」、「ビルディング事業」や「収益不動産開発事業」、企業不動産価値の最大化をサポートする「CRE(企業不動産)戦略支援事業・法人仲介事業」、「資産運用事業」などの不動産ビジネスを展開