Posted by Abhishek Poddar、Zhouzhou He - プロダクト マネージャー

中小企業の経営の成功には、適切な顧客を見つけて関係を築くことが欠かせません。皆様の中には、顧客との関係構築にモバイルを活用している方も多いことと思います。

本日 Google は、皆さんの身近にあるモバイルで手軽にご利用いただけるよう、Google マイ ビジネス アプリの更新と AdWords Express アプリを発表いたしました。外出先でパソコンが使用できない場合であっても、お店と相性の良いお客様との出会いを逃さないようにすることが目的です。


Google マイ ビジネス アプリでクチコミやデータを見る


満足したお客様からのクチコミほどうれしいものはありません。

お客様の意見をとても大事にしているというビジネス オーナーの声にお応えし、Google マイ ビジネスの Android アプリでもウェブ上のクチコミを見ることができるようになりました。また、モバイルからアプリで Google のクチコミに返信もできます(iOS 版は近日更新予定)。オンラインの評価に変動があればリアルタイムでアラートを受け取ることもできます。



お客様がスマートフォンでどうやってお店の情報を得ているのか気になりませんか。Google マイ ビジネスでは、電話が頻繁にかかってくる曜日や時間帯、さらにユーザーがルート案内を利用して店舗を訪れた場合は、その出発地を確認できるようになりました。問い合わせで忙しくなりそうな曜日などに備えることができます。更新版のアプリは、この新しいデータにも対応しています。

AdWords Express のアプリが登場


お客様を見つけるのに毎回パソコンを開く必要はありません。本日より日本でも AdWords Express モバイル アプリを Android でご利用いただけるようになります(iOS 版は近日公開予定こちら)。

(※2014 年 11 月 12 日追記: iOS 版アプリのリンクを追加しました。)
AdWords Express を利用すると、お店で扱っている商品やサービス等、一般的なキーワードで検索したユーザーに対して、お店の広告を掲載することができます。この AdWords Express の掲載結果の概要は、Google マイ ビジネス アプリからも確認できますが、AdWords Express アプリではさらに詳細を確認したり、広告を編集して次の大きなイベントを宣伝することも可能です。


なお、Google マイ ビジネス アプリは、数日以内に反映される予定です。まだ何も変わっていない場合はしばらくお待ちください。各アプリの詳細については、Google マイ ビジネスAdWords Express のヘルプセンターをご覧ください。

Posted by Customer Operations Research and Engagement - 難波美和

AdWords をご利用の皆さまの情報交換の場である「AdWords 公式コミュニティ」がリニューアルオープンして、半年が経ちました。

この半年間、コールアウト表示オプションなどの新機能についての情報交換から、キーワード マッチタイプの具体的な使用場面設定のコツ日々の運用を効率化する工夫まで、様々なディスカッションが行われてきました。

トップレベル ユーザーおよび注目ユーザー(Rising Star)をはじめとする皆さまのご協力のおかげで、24 時間以内に返信が投稿されるスレッドの割合は 9 割を超えています。また、1 つの質問に対し、複数の方から回答が得られるケースも多く、様々な運用方法・考え方に触れる機会にもなっていることと思います。


質問イベント開催のお知らせ


この公式コミュニティですが、本ブログをご覧の皆さまの中には、利用したことがない方、どのような質問を投稿してよいのか分からない方も、少なからずいらっしゃることと思います。

そこでこの度、このコミュニティについて知っていただくため、少人数制の質問・ディスカッションイベントを開催することになりました。

日頃よりコミュニティで回答いただいている「トップレベル ユーザー」や「注目ユーザー(Rising Star)」をはじめとする参加者の皆さまと、オフラインの場で直接、AdWords に関する質問や相談、情報交換を行っていただけます。


イベント概要


日時: 2014 年 12 月 11 日 16:00 - 18:00 (開場 15:30 〜)
会場: Google 東京オフィス(六本木ヒルズ内)
定員: 20 人
参加方法: こちらよりお申し込みください:
* 定員に達した場合は、お申し込みを締め切らせていただく場合がございます。参加の可否を問わず、お申し込みより 1 週間以内にこちらからご連絡を差し上げます。
* ご質問内容によってはお答えできかねる場合もありますので予めご了承ください。


参加されるトップレベル ユーザー・注目ユーザーのご紹介


当日ご参加予定のトップレベル ユーザーおよび注目ユーザーの皆さま(名前順)をご紹介します。

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久保 陽平氏
株式会社フォーバルにてグループ会社、及び自社サービスサイトの Web マーケティングを担当。リスティング広告以外にも戦略立案、Web ディレクション、アクセス解析、サイト改善施策など Web マーケティング全般業務について幅広くこなす。前職の「ポータル・ジャパン株式会社(現: 世界へボカン株式会社)」では海外 Web コンサルタントとして英語 Web マーケティングの経験も保有。
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小西 一星氏
ハイパス株式会社 代表取締役 SEMカフェ主宰
販促物制作会社、広告代理店などを経て、2009 年にリスティング広告の専門家として独立。成果にこだわるだけではなく、意図を持った数値の出る広告運用を心がけている。
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里村 仁士氏
サーチマーケティング会社「Bruce Clay Japan」にて SEM マネージャーとしてリスティング運用、サイト分析、人材育成など多岐に渡る業務に従事する傍ら、 イベント演出、舞台制作コンサルティングなど社外でも幅広く活動中。
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鷲見 貴人氏
Google AdWords 認定プロフェッショナル資格を持ち、AdWords アカウントの運用代行やコンサルティング業務に加え、ブログ「Google AdWords Lab」やセミナーを通じた情報発信を行っている。2009 年 6 月、日本で初めての Google ウェブサイトオプティマイザー認定コンサルタントとなり、ホームページのコンバージョン率を考えた広告戦略を日本中に広めるために活動中。リスティング情報コミュニティー(LIC)メンバー。
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鳴海 拓也氏
2007 年から広告代理店にてリスティング広告に携わり 2012 年に独立。クライアントのリスティング広告実務を行いつつ、Google AdWords の管理画面の使い方や AdWords Editor の使い方などの初心者向けの勉強会を開催するなど、より多くの方の Google AdWords 理解、そして利用を助けるため活動中。
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平野 裕亮氏
2010 年アンダス株式会社に SEM 専任担当として入社。2012 年に SEM 専属ユニットの立ち上げにともないリーダーに。リスティング広告を中心に GDN/YDN ・アクセス解析、VB 開発による業務効率化などを請け負う。現在は、「でぶててのWEB録」を通じての情報発信や九州リスティング勉強会(LPiQ)の主宰だけでなく、タグマネジメント・コールトラッキングなど WEB インフラの導入推進と啓蒙に取り組んでいる。SEMカフェ福岡支店長。


「AdWords について学びたいけれど、どこから手をつければいいのかわからない」といった漠然とした疑問から、「この機能を使ったことがある方の意見を聞きたい」といった具体的な質問まで、AdWords について知りたいことがある皆さま、AdWords について誰かと一緒に学びたい皆さまのお申し込みをお待ちしています。

Posted by Danial Klimkin, AdWords API Team

AdWords API の新しいバージョン v201409 のリリース(英語記事、以下同様)にともない、AdWords API v201402 は 2014 年 11 月 6 日をもって廃止となります。廃止までの期間が差し迫っているため、もし v201406 または v201409 へ移行されていない場合には、至急、移行をご検討ください。

移行に際し、以下の情報(英語)がございます。

もし、移行に関してご質問等ございましたら、開発者フォーラム(英語)または Ads Developers Plus Page(英語)までお寄せください。

Posted by Jerry Dischler - AdWords プロダクト マネジメント担当副社長
            
Google では今年の初めに、Google 検索、Google ディスプレイ ネットワーク、YouTube で掲載可能な次世代のアプリ訴求広告についてお知らせしました。6 月には Google I/O の一環として、ディスプレイ ネットワークでのアプリ訴求広告の提供が始まっています。本日は、Google 検索および YouTube で掲載可能なアプリ広告についてご紹介します。(英語版ブログでは今年 8 月にお知らせした機能です。)


Google 検索でアプリのインストールを促進


ユーザーが Google.com で情報、動画、音楽などを探す検索件数は、毎月 1,000 億件以上にのぼります。検索ユーザーが求めているコンテンツは、ウェブサイトで見つかることもあれば、アプリ内に存在することもあるでしょう。

AdWords でモバイル アプリのインストール キャンペーンを作成すると、Google 検索でアプリを宣伝することができます。このタイプのキャンペーンでは、対象アプリを所有していないユーザーにのみ広告が表示されるため、新規ユーザーの獲得に適しています。

地元のお買い得情報を見つけるアプリ Retale は、この広告で優れた成果を上げています。同社でモバイル マーケティング責任者を務める Christoph Hoyer 氏は、「Google 検索広告の成果は当社の予想を超え、インストール単価 2 ドル程度で見込みユーザーを大量に獲得できました」と述べています。

アプリ インストール キャンペーンにおける効果的なキーワードを探すには、検索向けアプリ広告のためのキーワード提示ツールをご利用ください。このツールでは、Google Play と Google 検索における上位の検索語句に基づいて、キャンペーンに適したキーワード候補が提示されます。

子供向け e ブックアプリ大手の FarFaria では、このツールを使って Google 検索広告のキーワードを増やした結果、クリック率 3% を維持したままでアプリのダウンロード数が 30% 向上し、インストール単価は他のモバイル ネットワークでの単価を 50% も下回りました。

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ユーザーの再エンゲージメント


アプリのダウンロードを促したら、そこで終わりではありません。ダウンロードされたアプリの 80% が 1 回しか利用されないという調査結果 1 も出ています。一度インストールしたアプリを、継続的に利用してもらうにはどうすればよいでしょうか。

ディープリンクを利用すると、Google で検索したユーザーを、インストール済みアプリ内のページに直接誘導できます。この機能の利用を希望される場合は、こちらのフォームよりベータ版にお申し込みください。

LINE、Zoopla、Booking.com、ヤフオク! といったお客様は、既にこのディープリンクを試されています。たとえば、ヤフオク! アプリをインストールしているユーザーが Google で「ダウンジャケット」と検索し、表示されたアプリ広告のデープリンクをクリックすると、ダウンジャケットを掲載したヤフオク! アプリのページが直接開きます。


YouTube でアプリを宣伝


YouTube では、映像や音声を使ってアプリのダウンロード率を 2 倍に高めることができます。TrueView 動画広告では、ユーザーの興味や関心、過去に視聴した動画、属性に基づくターゲティングが可能です。ぜひモバイル アプリ プロモーション用の TrueView 広告で、動画を視聴しているユーザーにアプローチしてください。

モバイルゲームの大手開発会社 MachineZone で収益管理の責任者を務める Deepak Gupta 氏は、次のように述べています。「YouTube では、より多くの見込み顧客を開拓できただけでなく、より「優良な」顧客にアプローチすることができました。一般的に、動画プラットフォームでは見込みの高いユーザーを開拓できますが、YouTube 経由でアプリをダウンロードしたユーザーは、他のプラットフォームを経由したユーザーに比べて 15% 価値が高いことが判明しました。」

設定は、「すべての動画キャンペーン」ページから行います。通常の TrueView 動画広告と同様の手順でキャンペーンを作成し、広告フォーマットとして「モバイル アプリの宣伝に適した動画広告フォーマットを使用する」を選択します。詳細

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レポート機能やツールを活用してキャンペーンの成果を向上


アプリ キャンペーンの成功には、掲載結果についての詳しいデータと、適切な入札単価設定が必要です。検索広告で利用いただける下記機能もあわせてご活用ください。

  • アプリのダウンロードをコンバージョンとして自動計測: Google Play の Android アプリについては、アプリのインストール数がコンバージョンとして自動的に記録されます。追加の設定は必要ありません。詳細

  • コンバージョン重視の入札戦略: Android アプリの場合、キャンペーンの作成時に目標コンバージョン単価を設定すると、広告の表示機会が生じるたびに最適な入札単価が自動的に設定されます。コンバージョンが集まるまで待つ必要もありません。これによって、目標コンバージョン単価を維持しながら、インストール数を最大化できます。詳細

1 Digital Trends, 2013

Posted by Karen Yao - AdWords 担当グループ プロダクト マネージャー


Google では、大規模なキャンペーンを扱う広告主様をサポートするツールの開発に取り組んでいます。アカウントの複雑化を抑え、データに基づく判断を助けるツールを、順次公開していく予定です。その第 1 弾となるのが広告カスタマイザです。


リアルタイムに広告文を変更、広告の大規模展開


何千何万、時には何百万の商品を扱う広告主様にとって、個々の商品やプロモーションに応じて広告を変更するのは、骨の折れる作業かと思います。

広告カスタマイザを利用すれば、多数の商品やプロモーションを抱えている場合でも、ユーザーの検索内容や時期に応じて広告文面を動的に変更できます。

たとえば Extra Space Storage 社では、この機能を通じ、ユーザーに応じて広告をカスタマイズしつつ、表示する広告のバリエーションを大幅に拡大することができました。
「広告カスタマイザを使って、価格やプロモーションのタイミングといった情報を広告文に動的に挿入することで、クリック率が 113% 向上しました。適切なユーザーに適切なメッセージを届けられる、ありがたい機能です。」


仕組みとご利用方法


広告カスタマイザでは、事前に csv や xlsx などの形式で提供いただいた情報をもとに、関連性が高くタイムリーな広告を生成します。

このファイルには、商品、価格、プロモーションの時期、対応するキャンペーン、広告グループ、キーワードといった情報を含め、AdWords 共有ライブラリのビジネスデータ セクションにアップロードします。

そして、広告文中にパラメータを含めます。このパラメータは、提供いただいたファイルのどの情報を広告に挿入するか、指示する役割を果たします。 AdWords はこれをもとに、ユーザーが探している情報との関連性が最も高い情報を抜き出して、パラメータ部分を置き換えます。

より詳しいご利用手順やパラメータの設定例については、ヘルプセンターをご覧ください。


広告カスタマイザでできること


  • 1 種類の広告で多数のバリエーションに対応 - 1 種類のテキスト広告に多数のバリエーションを持たせ、各ユーザーが探しているモデルや商品名に合った情報を表示できます。



  • 現時刻に応じて、カウントダウンの数字を自動更新 - イベントの残り時間を、リアルタイムにユーザーに伝えることができます。



  • 手間の軽減 - 在庫や値段などの変動に容易に対応でき、広告の作成や再入稿の手間を軽減できます。


広告カスタマイザの活用


広告カスタマイザは、既に多くの広告主様に活用いただいています。

広告代理店 Elite SEM の Ben Arabov 氏は、広告カスタマイザについて次のように話します。
「耳にしてすぐに飛びつきました。この機能ならきっと価値の高いクリックを促進することができるはずだと考えたのです。そしてその見通しは当たっていました。クライアントの KPI は大幅に向上し、倍増するケースさえありました。これにより、プロモーション中だけでなく、長期的にもパフォーマンスを向上させることができました。」

ホームサービスのプロを検索できる無料のオンライン サービス HomeAdvisor.com からは、次のような声が寄せられています。
「カスタマイズされた広告で最新の情報を宣伝できるため、検索広告の掲載結果とクリック率が大幅に向上しました。」
また、広告代理店 Merkle | IMPAQT では、広告カスタマイザによって、季節のプロモーション開始までの日数をカウントダウンで演出し、パフォーマンス向上を実現しました。
「感謝祭とクリスマスシーズンのセールが始まるまでの日数をカウントダウン機能で宣伝した結果、アシスト クリック / インプレッションによるコンバージョンの面で、他の広告を大きく上回る結果が得られました。また、この広告によるコンバージョン増加は、感謝祭だけでなく、その後 1 週間ほど続きました。季節のプロモーションや継続的プロモーションに、今後も広告カスタマイザを活用していく予定です。」

広告カスタマイザを利用すると、タイムリーで関連性の高い広告を、より少ない手間で掲載することができます。またユーザーも、検索内容と合った広告や最新情報を反映した広告を利用できます。

設定手順など、詳細については AdWords ヘルプセンターをご覧ください。

Posted by Levent Besik - Google ディスプレイ ネットワーク プロダクト マネージャー


検索広告でコンバージョン指標「推定合計コンバージョン」をご利用いただけるようになって 1 年が過ぎました。デバイスをまたいだコンバージョンを含むデータを確認できるようになったことで、オンライン広告がどのようにコンバージョンにつながったか、その全体像をより包括的に把握できるようになりました。

検索代理店 iProspect でメディア購入の責任者を務める Jeremy Hull 氏は、この指標の導入により、モバイル広告を機とするコンバージョンが 22% 多かったことが判明したと語っています。「このデータにより、入札単価や予算についてさらに的確な判断を下せるようになり、特にモバイル広告への投資を増やすうえで役立っています。」


推定合計コンバージョンがディスプレイ ネットワークに対応



先日より、このデバイスをまたいだ推定コンバージョン指標が、ディスプレイ広告でもすべての広告主様にご利用いただけるようになりました。Google ディスプレイ ネットワークでの広告効果測定にお役立てください。

たとえば、携帯電話で自転車のレビューをチェックしていたユーザーが、ディスプレイ ネットワーク上の広告をクリックして自転車店のウェブサイトを閲覧したとします。今回測定が可能となった指標では、そのユーザーが後から PC で同じショップのサイトを訪れ自転車を購入した場合に、デバイスをまたいだコンバージョンとしてカウントされるようになります。

この指標は、AdWords 管理画面の [キャンペーン] タブで確認できます。

推定合計コンバージョン.jpg


モバイル経由のコンバージョン経路の測定



情報収集を始めるデバイスと購入を行うデバイスが異なると回答した消費者は、10 人中 9 人に上ります。1 広告経由で商品について調べた顧客が、別のデバイスから問い合わせやアプリのダウンロード、購入などを行う可能性は、ますます高まっています。

外出先で商品情報を収集し、購入経路の早い段階でディスプレイ広告をクリックする消費者が増えている今、デバイスをまたいだコンバージョンの重要性はこれまで以上に増しています。2 この指標がディスプレイ ネットワークに対応したことで、モバイルを起点とするユーザー行動の実態をこれまで以上に測定できるようになり、より的確な投資収益率の算出が可能になります。


この指標を通じて、さらに的確な成果測定が可能に



この指標で得られたデータを、重要な意思決定に役立てている広告主様の事例をご紹介します。
LendingTree では、AdWords のモバイル ディスプレイ キャンペーンによるコンバージョン数が 6% 多いことがわかりました。同社プログラマティック マーケティング責任者の Mike Doll 氏は、「この指標によって、ユーザーと広告の接点や最終的なコンバージョンの場所について、新たな情報を得られるようになりました」と語っています。同社では現在、この指標を活用してモバイル向けの予算と入札単価を決める手法を開発しています。  
全国展開の家具販売店 La-Z-Boy は、広告代理店の RPA と共に、「デバイスをまたいだコンバージョン」データを使って、コンバージョンに対するモバイル クリックのアトリビューション計測を改善しました。同社のインタラクティブ プロダクト マーケティング責任者 Matt Targett 氏は、「モバイル ディスプレイ キャンペーンが寄与したコンバージョンが、従来の測定データよりも 15% 多いことがわか りました。今後さらに多くのコンバージョンをモバイルから引き出せるよう、入札単価や予算についてさらなる検討を実施します」と述べています。

「AdWords の推定合計コンバージョンは、デバイスをまたいだユーザー行動を最も簡単にトラッキングできる指標」と語る OLX.ro(消費者間のグローバルなマーケットプレイス)では、ディスプレイ広告におけるデバイスをまたいだコンバージョンのデータを通じ、携帯端末での投資収益率をより的確に把握できるようになりました。同社でマーケティング役員を務める Razvan Acsente 氏は、最初のテストで従来よりも 80% も多いコンバージョンを測定できたことから、「モバイル マーケティングの投資を増やすことが可能になり、より多くのコンバージョンを獲得できるようになりました」と述べています。

ハングアウト オンエア



日本時間 11 月 13 日午前 4 時 30 分開催のハングアウト オンエアでは、このデータを使ってマーケティング上の重要な意思決定を行っている企業の事例をご紹介します。日本時間深夜かつ英語での開催となりますが、ご都合が合う方はぜひこちらからお申し込みください。


1 Google / Ipsos、Industry Multi-Screen Study(マルチスクリーンに関する業界調査)、2013 年
2 The Customer Journey to Online Purchase(オンライン購入までのユーザー経路)、Google、2013 年 4 月

Posted by AdWords オンライン スペシャリスト 松田 隼

Google では、定期的にオンライン セミナーを開催しています。
今回は 10 月のスケジュールについてご紹介します。

【10 月のスケジュール】
10/23(木)14:00 ~ 検索広告向けリマーケティング リストの活用について(登録はこちら

■ リマーケティングとは

リマーケティングとは一度ウェブサイトを訪問したユーザーをターゲットとする機能です。
ご活用いただくことで、広告主様のビジネスへの興味関心が高いユーザーのエンゲージメントを高めることが期待できます。

■ 検索広告向けリマーケティング リストの活用について

検索広告向けリマーケティング リストでは、広告主様のサイトを訪問したことがあるユーザーを対象に検索広告キャンペーンをカスタマイズすることができます。

該当するユーザーが Google で検索しているとき、そのユーザーに合った広告を表示したり、入札単価を調整したりできます。

今回のセミナーでは検索広告向けリマーケティング リスト作成のための要件や設定方法、実際の活用事例を紹介する予定です。

既に検索広告向けリマーケティング リストをご利用の方も今後ご運用予定の方も、みなさま奮ってご参加ください。

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日時:10 月 23 日(木)午後 2 時
所要時間:40 分
テーマ:検索広告向けリマーケティング リストの活用について

内容:
1. 検索広告向けリマーケティング リストの概要
2. 検索広告向けリマーケティング リストの設定方法
3. 検索広告向けリマーケティング リストの活用事例

参加方法:こちらのリンクよりお申し込みください。
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なお、これらのセミナーはどなたでも参加いただけますが、参加には事前登録が必要となります。事前登録いただいた方には登録後セミナー視聴ページのリンクをお送りいたします。

皆様のご参加、心よりお待ちしております。

Posted by Shelby Coyne - Google ショッピング プロダクト マーケティング マネージャー

10 月も半ばとなり、もう間もなくクリスマス・年末商戦が始まります。Google では、クリスマス ショッピング チェックリストをご用意して、このクリスマス商戦期間中に検索とショッピング キャンペーンの双方で掲載結果を向上させるための方法をご紹介しています。ぜひご活用ください。

このチェックリストに加えて、今回のブログ記事では、昨年のクリスマス期間中の注目すべき傾向や、これから年末にかけて業績を上げていただくための情報をご紹介します。

需要の高まりをうまく捉えましょう。
昨年のクリスマス期間中は、Google ショッピングから販売者のウェブサイトを開いたクリック数が、世界的にみて前年比 2 倍に増加しました。1 この増加傾向はその後も続き、今年の 7 月には、Google ショッピング経由でのクリック数が、昨年のピークとなったクリスマス時期を上回りました。2また、消費者がクリスマス ショッピングに関心を寄せ始める時期も早まりつつあります。クリスマスから年末年始にかけての商機を最大限に生かすためにも、マーケティング目標を早めに策定し、目標の達成に Google のチェックリストをお役立てください。

携帯端末ユーザーにアプローチしましょう。
顧客を獲得する最善の方法は、顧客が商品を探している時間や場所に関係なく、いつでも商品を購入できるようにすることです。その方法としてますます活用されるようになっているのが携帯端末です。米国では、携帯端末からのアクセスが、昨年のクリスマス商戦期間中におけるショッピング サイトへのアクセス全体の 35% を占めましたが、2014 年 11 月にはこれが 43% に増加すると予想されています。3 Google ショッピングでは、世界的に、昨年のクリスマス商戦期間中におけるスマートフォンからのアクセスが、前年の同時期に比べ 3 倍以上増加しました。1 今年は携帯端末からショップを利用するユーザーがかなりの割合を占めることを念頭に置いたうえでクリスマス商戦の販売計画を立てることをおすすめします。

最新かつ正確な情報を提供しましょう。
ユーザーがオンラインで商品を購入する場合、価格と送料が重要な決め手となります。4 商品フィードを定期的にアップデート・再送信して、商品リスト広告とウェブサイトに掲載されている価格や在庫情報が常に一致するようにしてください。商品アイテムの自動更新を利用すると、ショップのウェブサイトに掲載されている情報を基に Google ショッピングの商品アイテムが自動的に更新されるため、顧客の満足度向上にもつながります。送料が無料の場合は、テキスト広告にその旨を掲載するか、Merchant Center の送料設定ツールを使って商品リスト広告に反映させてください。

競合他社との違いをアピールしましょう。
競争が激化するクリスマス・年末期間中は、プロモーションが消費者の購買決定を左右する重要な要素となります。これは昨年の調査結果にも顕著に表れており、買い物をしたユーザーの 92% が何らかのプロモーションを利用していました。5 プロモーションでお得な特典を提供したり、お客様のショップを利用することのメリットを強調したりするなど、広告で他社との差別化を図る方法を検討します。さらに、Google 認定ショップになれば、ショップの信頼性を広く明示することができます。

クリスマス・年末商戦に向けて役立つその他の情報については、Google のクリスマス ショッピング チェックリストをご覧ください。また、10 月 31 日午前 2 時(日本時間)に英語で開催される Learn With Google Hangout on Air でも、クリスマス商戦に向けた改善策などのお役立ち情報をご紹介します。日本時間深夜での開催とはなりますが、ご都合が合う方はぜひご参加ください。



1 Google 内部データ(2012 年第 4 四半期〜2013 年第 4 四半期)世界全体
2 Google 内部データ(2013 年第 4 四半期〜2014 年第 2 四半期)世界全体
3 IBM「Online Retail Holiday Readiness Report」(2014 年 6 月)米国
(注: IBM の定義では、「mobile devices(携帯端末)」にはスマートフォンとタブレットが含まれます。)
4 Shop.org「Holiday Planning Guide」(2014 年 2 月)米国
5 Baynote「Holiday Shopper Survey」(2014 年 1 月)米国

Posted by E-Commerce 業界担当 インダストリーマネージャー 本橋徹 / 営業統括部長 小野雄高


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インターネット・ショッピングモール「楽天市場」を中核に、多岐にわたる分野で事業を展開する楽天株式会社の経営理念は、インターネットを通じて人々と社会に力を与えること(エンパワーメント)です。「楽天市場」は世界的にもユニークな B2B2C 型のマーケットプレイスで、売り手には小規模でも出店できるようにシステム、トラフィック、ノウハウを提供、膨大なデータを元に科学的なメディア運営に取り組んでいます。

テクノロジーをフル活用する一方で、年数回開催の「楽天スーパーSALE」では 100 時間で 80 回以上(開催回により異なる)のページ更新を行っており、人手をかけてバザールの賑わい感を表現しています。この事例では、昨今のマルチスクリーン化に対応するデバイス別サイトの最適化と、オーディエンス データを使用したターゲティング戦略への取り組みをご紹介します。


導入の背景と戦略


楽天市場のモバイルからのアクセスはここ数年で急増し、利用者の半数以上が複数デバ イスを使うマルチスクリーン ユーザーとなっています。これに対応すべく、PC からスマートフォンへの重心移動が同社の課題となっていました。そこで現状を正確に把握するため、さまざまなデータを分析したところ、楽天市場のモバイル ユーザーは新規率が高く、マルチスクリーン ユーザーは客単価の高い「優良顧客」に育つ、ということがわかりました。(図 1 参照)


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(図 1)  クロスデバイスと年間顧客単価


モバイルへの投資の必要性は明確でありながら、検索・商品閲覧はモバイルで行い、購入は PC で行うようなクロスデバイス利用者も多く、従来のデバイス別の計測では、PC と比べてモバイルの CVR が低いことにより、高 CPA を招いていたことが投資への課題となっていました。

そこで、短期的な KPI 指標ではなく中長期的収益を考慮した新たな KPI 指標として、ライフタイムバリュー(LTV)ベースの ROI を導入(図 2 参照)しました。この KPI をベースにモバイルへの投資を増やし、モバイルの売り上げ増加と、CVR 改善を目的とした施策を展開することになりました。

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(図 2 )LTV を考慮した新しい KPI 指標


施策における工夫とポイント


具体的な施策としては、デバイス別に細かい入札設定ができる入札単価調整を Google AdWords に導入。これまでは入札を弱めていた未購入ユーザーも、3 年先までの LTV をプロダクト単位で試算し、KPI を再設定しました。さらに新規率が高いキーワードを特定し入札を強めたり、デバイスに適したクリエイティブを設定するなど、マルチスクリーン最適化を意識した、緻密な入札単価調整を行いました。

Google ディスプレイ ネットワークでは、オーディエンス データを活用したターゲティングの最適化を実施。【ロイヤリティ】と【行動履歴】など、1 つのセグメントに対して、効果が見込めそうなもう 1 つのセグメントを掛け合わせて効果を検証しました。

段階的にこのテストを繰り返しながら、効果の高い組み合わせを精査し、最適なセグメントを設定していきました。その上で、流入媒体ごとにフリクエンシー キャップをかけて、リーセンシーの高いユーザーへの入札を強化するなど、戦略的に施策を展開しました。

全体を通して工夫した点として、多種データからデバイス毎の性別、年代、利用時間帯、購 入傾向を分析し、パーソナライズおよびデバイスに最適化したコンテンツの AB テストを繰り返し実施しました。そして短いスパンの PDCA(Plan/Do/Check/Action)サイクルを徹底してまわすことで、成果を高めました。


施策後の成果


入札単価調整、マルチスクリーンに適した KPI の再定義、オーディエンス データを活用したターゲティング施策の結果、優良顧客の育成に成功。日々の AB テスト、PDCA サイクルの積み重ねの結果、新規顧客の獲得効果の高いモバイルへの検索連動型広告投資を、適正な ROI 基準を満たしながらも 1 年間で約 4 倍に増やすことができました(図 3 参照)。また 3 か月間で訪問数を 4 割以上増やしながらも、CVR を 9% 改善(図 4 参照)するなど、質と量の双方で大きな成果が出ました。

      
(図 3) モバイル向け索連動型広告投資の推移        (図 4) 施策前後のモバイル CVR 比較


今後の展望



「楽天では、成果に直結する施策を重視し、常に改善と事業の拡大を意識しています。 モバイル売上シェアが 40% を超えている中、マーケティング戦略として今後注力していこ うと考えているのは、オムニチャネル、O2O、クロスメディア、カスタマージャーニー、動画などです。さまざまな新しいマーケティング ツールを活用しながら、さらにオーディエンスを細かく分類した上で、最適な広告露出、広告表現などに磨きをかけていきたいです。」
(楽天株式会社 執行役員 メディアプランニング統括、楽天市場事業 編成部 部長 河野 奈保 氏)

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*PDF 版の事例はこちらからダウンロードできます。
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楽天株式会社
http://www.rakuten.co.jp/
• インターネット・ショッピングモール「楽天市場」を中核に、電子書籍、トラベル、銀行、証券、クレジットカード、電子マネー、ポータル&メディア、オンライン マーケティング、プロスポーツなどのサービスをネット上からワンストップで提供

Posted by Jyoti Vaidee - 動的ディスプレイ広告担当プロダクト マネージャー

小売業向けの機能として提供が始まって以来、動的リマーケティングは、Bebe StoresNetshoesBuild Direct などさまざまな企業に活用され、成果向上や収益拡大に貢献してきました。この動的リマーケティングは、今後数週間のうちに、ホテル、航空券、不動産、個人広告、求人、自動車、金融、教育など、すべての業種でご利用いただけるようになります。

動的リマーケティングの特徴とメリット


顧客にとって最も意味のある情報を強調
動的リマーケティングでは、ユーザーが過去に皆様のウェブサイトで参照した商品や、関心を持ちそうな関連商品をピックアップし、そのユーザー専用の広告を表示することができます。

たとえば自動車を販売していて、何百種類もの車種やモデルを複数の都市で展開しているとします。 動的リマーケティングを利用すると、ユーザーが過去にサイトで参照した車種や、同じ都市で扱っていて価格帯も近い車を強調するなど、ユーザーごとに最適な広告を表示できます。

複数の業種で実施したベータテストでは、通常のリマーケティングと比べて平均でコンバージョン率が 2 倍向上、コンバージョン単価は 60% 低下という結果が出ています。*

*成果は広告主様によって異なります

マルチスクリーン時代に適した広告テンプレート
リマーケティング キャンペーンのターゲットにモバイルを含めると、同じ費用で平均 15% コンバージョンが増加するという結果も出ています。動的リマーケティング テンプレートはすべてモバイル向けに最適化されており、さまざまなデバイスでシームレスに広告を掲載することができます。

自動入札機能と組み合わせてコンバージョンの価値を最大化
動的リマーケティングと自動入札機能を組み合わせると、パフォーマンスが向上するよう、最適な入札単価がリアルタイムで計算されます。たとえば 80,000 円のカメラと 2,000 円の懐中電灯を販売している場合、2,000 円のコンバージョンよりも 80,000 円のコンバージョンを獲得しやすくなるよう、自動調整が可能です。その結果、コンバージョンの件数だけでなく、コンバージョンによって得られる価値の総額も最大限に伸ばすことができます。

その他、詳しいメリットについてはこちらをご覧ください。


動的リマーケティングの活用事例


旅行業界ではHotel Urbano が動的リマーケティングを活用しています。同社では、1 種類の広告で最も関連性の高い旅行プラン、ホテル、クルーズなどを表示できる動的広告を作成。通常のリマーケティングと比べて投資収益率 38% 向上、収益 415% 増加という成果を収めました。同社シニア マーケティング アナリストの Mariana Filippo 氏は、これによってビジネス効率が向上したと話します。「183 か国にわたって展開している 4,000 以上の旅行プランを、日々広告の変更に追われることなく宣伝できるようになりました。動的広告なら、当社のビジネスのスピードにあわせて、適切な広告を適切なユーザーに届けられます。」
航空券では Jet Airways が大きな成果を上げています。同社では、ニューヨークからロンドンへの航空券を探しているユーザーに対してその日のビジネスクラスの割安チケットを宣伝するなど、ユーザーが探しているフライトの目的地やタイミングに応じて広告をカスタマイズできるようにしました。リマーケティング戦略に動的広告を組み込むことで、同社はコンバージョン単価を 65% 削減しながら 2 倍のコンバージョン獲得に成功しています。
ローカル取引ではインド最大のオンライン B2B マーケットプレイスである IndiaMART が良い例です。同社は動的リマーケティングによって既存顧客に新しいサプライヤーを推薦し、コンバージョン単価を 60% 抑えつつ取引案件数を 400% 増加させることに成功しました。同社プロダクト マーケティング マネージャー Saugata Halder 氏は次のように話します。「当社のようなマーケットプレイス事業では、提供する商品の幅広さをアピールすることが不可欠です。動的リマーケティングのおかげで、大規模な顧客セグメントに対してパーソナライズされた広告を表示し、マーケティング成果を最大限に高めることができました。」

ご利用方法


ご利用方法について詳しくは、AdWords ヘルプセンターの設定ガイドをご覧ください。Google アナリティクスをご利用の場合、既存タグを使った動的リマーケティングの導入方法を Google アナリティクスのヘルプセンターで解説していますので、こちらもぜひご覧ください。

Posted by Ray Tsang, AdWords API Team

これまでは、開発者トークンのアクセス権がベーシック  アクセスの場合でも、一日あたりのレポート ダウンロード数については制限がありませんでしたが、2014 年 10 月 8 日より、アクセス権がスタンダード  アクセスではない場合には、AdWords API を通じたレポート ダウンロード数が一日あたり 1,000 に制限されます。この新しい制限は、AdWords API プラットフォームの一貫性と高い品質を担保するために導入されました。

もし、お持ちの開発者トークンのアクセス権がスタンダード アクセスの場合には、今回の制限は適用されません。

お持ちの開発者トークンのアクセス権がベーシック アクセスで、一日のレポート ダウンロード数が 1,000 を超える場合には、今回の制限の影響を受けます。

今回の変更にスムーズに対処いただくため、
  1. 今回の変更で影響を受ける開発者トークンのアクセス権を、一時的にスタンダード  アクセスへ引き上げました。2014 年 10 月 24 日以降も一日 1,000 件以上のダウンロードをご希望の場合は、この日までにスタンダード アクセスにお申し込みください。
  2. 該当する開発者の皆様には、2014 年 9 月 24 日頃に、メールにてスタンダード アクセスのお申込みのお願いのご連絡を差し上げました。

重要: AdWords API に関する重要なご連絡は、API センターに登録されているメールアドレス宛に送られる場合がございます。こちらのメールアドレスが最新のものか、定期的にご確認ください。

もし、現在のアクセス権がベーシック アクセスで、将来、一日あたりのレポート ダウンロード数が 1,000 を超えることが見込まれる場合にも、スタンダード アクセスへお申し込みをご検討ください。