Posted by Vikaram Gupta, Director, Ads Engineering

オンライン広告は、家族経営のお店から大企業が運営するサイトまで、インターネット上でのコンテンツ発信やビジネスを支えています。オンライン広告は、インターネットを楽しむための大切な要素の 1 つですが、こうしたオンライン広告のエコシステムの中で、悪質な広告によって有害、詐欺的な行為を行おうとする人も残念ながら存在します。

Google は、ユーザー、広告主、サイト運営者のために広告のエコシステムを健全に保ち、悪質な広告を防ぐよう努めています。また、悪質な広告を特定し、その悪質な広告が表示されないようにするために、探知する技術を継続的に強化しています。こうした活動はオンライン広告のエコシステムを健全に保つために欠かせません。

例えば、昨年の夏、Google の広告分析システムは、疑わしい広告を掲載するアカウントを複数検出しました。一見するとそれらの広告は一般的な賃貸物件を宣伝している、広告ポリシーに沿った広告に見えましたが、調査を進めるにつれ、システムによる検出は正しかったことが証明されました。宣伝されていた休暇向けの賃貸物件は、実際には存在しないことがわかったのです。Google のシステムはこうした事案から学習しながら、悪質な広告や広告主に対処しユーザーの保護につなげています。

本日、2014 年に実施した対策に関する新しいデータを公開します。Google は 2014 年に 5 億 2,400 万以上の広告を停止し、悪質な広告を出稿した 21 万 4,000 件のアカウントを強制停止しました。広告を停止した数は、2013 年は 3 億 5,000 万件(英語)、2012 年は 2 億 2,000 万件(英語)となっています。

2014 年に行った悪質な広告への主な対策は次のとおりです。

偽造品の広告への対応
偽造品に対する継続的な取り締まりにより、明確な効果が表れました。2014 年、偽造品を扱う広告主のアカウント 7,000 件を強制停止しました。2012 年の 8 万 2,000 件、2013 年の 1 万 4,000 件と比較すると大幅に減少しました。偽造品を扱う業者による広告が審査システムを通ることが極端に難しくなっていることを示しています。

ユーザーをマルウェアから守る
ユーザーの安全性を守るため、Google ではスパイウェア、アドウェアなどのマルウェアを含むサイトへユーザーを誘導する広告の配信を停止しています。2014 年、マルウェアなどが含まれたサイト 25 万件以上が広告配信を停止されました。

ダイエット詐欺
健康食品を販売する多くの広告主は正確な情報を提供していますが、一部の悪質な業者は消費者を欺くために効果を誇張した表現を使っています。Google、AOL、Yahoo をはじめとする TrustInAds.org 加盟企業により、過去 18 か月で計 250 万以上のダイエットサプリメント関連の広告配信が停止されました。



広告のエコシステムを守るために
悪質な広告の削除だけでなく、広告を見るユーザーが不快にならないよう、広告のエコシステムがより健全になるように努めています。これからも広告、ウェブサイト、広告主を包括的に分析しながらユーザーがより良い広告と巡り会えるように技術を向上させていきます。

これは終わりなき戦いです。より巧妙なシステムや詐欺行為を次々に作り出す悪意ある者がいる限り、これらと戦う Google のテクノロジーや方法論の進化の挑戦も続きます。ユーザーのオンライン上での安全を守ることが、広告のエコシステムの根本であり、今後もユーザーの安全性を守る努力は決して途切れることはありません。

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